牛スジ

なんかテレビで見たんだけど。
海外の話。
銀行の手違いで5億円振り込まれて、全部使っちゃって、しかも裁判ではごちそうさんが認められたそうで。

 

アリ？
そんなんアリっすか？？

 

何かの間違いで振り込まれた5億円をしれっと使い切る神経も尋常じゃないけど。
それが使ったモン勝ちになってしまう司法制度もすごいわな。

 

わたしも欲しいっス。
人のカネ。
5億円。

 

間違って振り込まれないかな～。

 

まあ、わたしの場合。
度胸ないから、5億円振り込まれてもビビって自己申告するだろうけどね（笑）。

 

 

はい、牛スジちゃんです。
もちろん自分で作るなんて、手間のかかる事はしません。
買ってきました。

 

実はわたくし、あんま牛スジって食べんのですわ。
スジが奥歯の隙間に詰まるんで。
あとで爪楊枝でホジホジすんのが面倒臭くて。
でも今回なんとなーく気が向いて、珍しく買ってきたのですよ。

 

ただ牛スジにも歯に詰まるのと詰まらないのがあって。
柔らか～くほろほろに煮込まれたヤツは詰まらんので、全然オーケーなのです。

 

さ、今回の牛スジはどっちかな？

 

それでは早速。
牛スジちゃん。
食べたおしましょう！

 

 

質感やんわや～んわ。
肉部分はほろほろで。
スジ部分は寒天状で。
噛む度にしっとりふるふると崩れていく。

 

ああ～柔らか～い♪
これは歯に詰まらない「アタリ牛スジ」だ～♪

 

味わい豊潤。
ほのかな醤油の香味と、牛肉のうま味が溶け合い。
深い深～い脂の甘みがゆったりとかぶさり。
後から後から味の深度が増していき。

 

もお。
タマラン～わ～ぁ～♪♪

 

 

はい、出てきましたヨ～、ビールちゃん。
アサヒのスーパードライ。

 

まずは単独でグイっと。

 

清々しく走り抜ける麦の香味。
ホップのほろ苦さも爽快で。
初夏の涼風のように、心地よく喉を洗い流す。

 

さっと上ってくる後味もいいですね。
みずみずしい植物香が、鼻腔の奥を鮮烈に撫でていく。

 

 

さーいよいよ牛スジちゃん＋ビール。

 

まずは牛スジをひと切れぱくん。
もっちゃ・・もっちゃ・・と噛んで、ビールをぐびり。

 

口の中を満たす、牛スジのうま味。
重たくて甘い味わいがじっとりと舌にしみ入る。

 

そこにざっと流れ込んでくるビール。
ビールの植物香が爽快感を高め、味の重みがグンと軽くなる。
一気に伸びを増す牛スジの味わい！

 

いや、いいっスねー、ビール＋牛スジ。
キンキンに冷えた爽快なビールと、うま味あふれる牛スジ。
一緒に食べると、お互いのいい所がさらに響き合って。
こりゃたまらんコンビですわ♪

 

 

そのままむしゃむしゃ、ぐびぐび。
止まらない「美味いモノ」と「美味いモノ」のフュージョンを。
独りほくそ笑みながら楽しむ。

 

この晩酌に、友はいらん。
自分独りで全～～～～部楽しむ（笑）。

 

むふ♪

 

ごちそうさま～ん♪

 

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