店主たみこの食べたおし的食日記

Chateau Lagrange 2005

2020年04月07日

シャトー ラグランジュ 2005

[Chateau Lagrange 2005]
シャトー ラグランジュ

 

最近ワイン熱が再燃してまして。
またまたワインネタです。
飽きるまで続きます。

 

飽きんかもしれん。(←?)

 

今回のワインはラグランジュ。
メドックの格付け3級ワインです。
メドックの格付けってなんじゃ?と思われる方は、話が長くなるので自分でググって調べてください。
まーよーするに大してアテにならんランキングです。(←こんな事言っていいのか?)

 

とは言えラグランジュ、これは信頼に足るワイン。
コストパフォーマンスという側面で考えたら、超インフレボルドーの例に漏れず少々アレかもしれんですが。
でも純粋にワイン単体で見ると十分水準の高いワイン。
本日はそんなラグランジュをぐびぐびっと。
飲みたおします。

 

Chateau Lagrange 2005の外観

 

色は黒味の強い赤。
エッジまでびっしり赤。
全体に照りが艶やかで、10年以上前のワインとは思えない程若い色調。

 

香りはブラックベリーやブラックチェリーにスミレやバラ、ユーカリ、さらにほのかなハーブやミントのようなスパイス香、わずかにタールや樹といった樽香も。
生々しいフルーツ香が心地良く、生命感抜群。

 

アタックもフルーツ感満点。
ぶどうジュースをそのまま口にしたような、フレッシュな味わいがみずみずしく舌を濡らし。
優しい酸味がしとやかに伸び。
滑らかなタンニンがほんのりと口腔を引き締め。
ミネラルの硬質感がじっとりと後を引く。


余韻にはふんわり残るピュアな果実香。

大自然と太陽の味がいっぱいに詰まった、スマートかつ躍動感あふれる美味しさ。



いや~い~いですな~ラグランジュ。
なんかも~コレだけで夢見心地ですわ。
毎日飲みたい♪

 

おカネないし無理だけど。(←?)



さ、ではおつまみターイム!、です。
本日はこんなの用意しました。

 

ローストポーク

[ローストポーク]

 

ローストポークです。

 

どーですか、この心惹かれる赤色。
やっぱ肉ですな♪肉♪
赤ワインには肉です♪

 

人生酒飲んで肉食ってナンボやぁーーー!!!(←謎の人生訓)

 

それではパクンと食べたおします。

 

ローストポークを実食

 

肉質やわやわ。
むっちゃり伸びて、ねっちょり粘って。
舌触りしとしと滑ら~か。

 

そこから湧き出す肉のうま味。
旨くて、旨くて、も~ひたすら旨くて。
肉の味に脂の甘みがぬんめりと絡み、後から後から味が増して。
冷やしてあるから最初冷たいんだけど、口内熱で温まるにつれさらに味の厚みとボリュームが増して。
ぐんぐんぐんぐん力強さが出てきて。
みっちりと詰まった味がのっしりと舌に乗っかり、ずっしりと押し沈む。

 

おーーぉぉぉーーコレはー。
こここ・コノ展開はーー。

 

酒や!酒や!
酒飲んだるでーーー!!!

 

シャトー ラグランジュと一緒に食べる

 

すかさずローストポークとワイン。

 

まずはローストポークをぱくん、むちむち噛んで肉のうま味をじっとり行き渡らせる。
じわじわと口の中をしみ渡る肉汁。
そこでワインをぐびり。

 

さっと流れ込むフルーツのフレーバー。
生き生きとした果実の香りが、弾けるような生命感を口いっぱいに膨らませる。
その下にずしっと沈む肉の味。
密度感いっぱいのうま味が味の重心をぐっと押し下げ、力強くダイナミックな味わいを構成し。
その上にワインの溌溂とした果実味が、フレッシュな香りとニュアンスを弾ませて。
もー美味しさが踊る!踊る!

 

なんて言うかねー。
コレは。
天国ですわ~~♪♪



後はローストポークをもちゃもちゃ頬張って。
ワインをぐびりと流し込んで。
味と味のフュージョンを思いっ切り楽しんで。
ごっくんして。
また肉食ってワイン飲んで。
涙目で味と味のダンスを味わって。



べろべろになって。(←?)

 

ストップ・ザ・酔っぱらいタイム。
もうこーなったら誰にも止められねー。
やっぱ人間。
酔っ払ってる時が一番幸せだ~~♪♪♪




うへ♪(←?)

 

Chateau Lagrange 2005とローストポーク

 

ごちそうさま。



すき家 NY(ニューヨーク)ポーク丼

2020年04月03日

すき家 NY(ニューヨーク)ポーク丼

 

テレビは相変わらずのコロナウイルス祭り。
あっちチャンネル付けてもコロナウイルス、こっちチャンネル付けてもコロナウイルス。
朝から晩までコロナウイルス。
しかしわたしの直近の課題はそんな事よりも。

 

『ハラの脂』!!!

 

これに尽きる。
べっとりまとわりついたこのザ・ハラの脂。
どうやったら剥がれるのか?
ハラの脂ウイルスの開発を待つのみである・・・・。

 

頑張れ厚生省!!(←厚生省関係ない)



と、たぷたぷ揺れるハラ脂をシバきながら、すき家へ。
カウンターに着席してメニューを物色・・・あり?いつの間にタッチパネル注文になったの?

知らなんだ・・・。

 

と、ちょっと浦島太郎気分になりながら。
本日は期間限定の”NY(ニューヨーク)ポーク丼”。
食べたおします。

 

スモークポーク

 

NY(ニューヨーク)ポーク丼。
まずはスモークポークから。

 

味わい思いっ切り凝縮。
ぎゅぎゅぎゅーーーっと詰まった味が、ぎゅぎゅぎゅーーーっと湧き出す。
強烈な密度感。

 

と同時にふわ~っと立ち上る燻製香。
香ばしさ満点、スモーキーな気体がふるふるふ~るふると鼻を撫でる。
濃くはない、ホントさり気な~い香り。

 

そして脂。
豚肉ですんでね、オイリー&ファット。
脂のぎっとりした甘みがでろっと後を引く。

 

NYポーク丼の豚肉とごはん

 

続いてごはん+具材。

 

ごはんは柔らか、粘りたっぷり。
熱い甘みとしとやかな蒸気がざっとしみ出す。

 

このごはんとスモークポークがまーよー合うのですわ♪
豚肉のどばどば脂濃いぃ~うま味がお米にすっと溶けて。
ごはんの水気を吸ってさらに濃厚なうま味となり、ざばっと流れ出す。

 

スライスオニオンも激ウマ。
肉ナシでも、ごはんとこのスライスオニオンだけでザクザクと食が進む。


裏に潜むワサビマヨがまた格別でして。
ワサビのツーンとした涙チョチョ切れる辛味が、ポーク&玉ネギの味わいにしなやかに溶け込み。
ごはんの甘みをさらに引き立てる。

 

すき家のオニオンスープ

 

オニオンスープ。

 

スープは濃いめ。
玉ネギのエキスがしっかり出てて、そこにコンソメの風味が重なって。
塩コショーのニュアンスが味にビリッとした刺激を添える。

 

具材はスライスオニオンとコーン。
量はそこそこ。
濃い味スープをしっかり吸ってて、味の厚みをぐっと深める。



完食。



すき家の”NY(ニューヨーク)ポーク丼”。
正直な話、食べる前は結構キワモノ感があったのですが、全然!全然!激しく鬼ウマ。
充実した豚肉のうま味とそれを支える白いごはん、さらに玉ネギ+ごはんの違和感のない意外なマッチング。
食べることに夢中にさせてくれる、想像以上にヒットな美味しさでした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・NY(ニューヨーク)ポーク丼大盛りセット:750円

 




ココス 海鮮三種丼

2020年03月27日

ココス 海鮮三種丼

 

なんやらコロナコロナってうるさいですなー。
日本だけじゃなく世界中で大騒ぎしてて、完全にパニック状態。
このお祭り、いつまで続くんですかね?
早く収束して欲しいモンです。

 

しかし!
コロナが暴れても腹は減る!
腹が減るからメシを食う!
食わねば人は生きられぬ!
コロナ以前の大問題!

 

ってコトでココスにやって来ました、生命活動維持のため。(←?)

 

オーダーは定番メニューの”海鮮三種丼”。
ごはん大盛り、みそ汁→豚汁に変更して。
食べたおします。

 

海鮮三種丼の具

 

海鮮三種丼、まずは具材から。

 

ウニはとろ~とろ~。
まるで生クリームのような質感。
湧き出す香りは強烈で、濃い~~~濃い~~~潮の香りが大ボリュームで鼻を埋める。

 

イクラは小粒、色は鮮やかなオレンジ。
ぷちゅぷちゅ潰れる感触が小気味よく、中からは濃厚な汁がとろり。
ほんのり塩気を含んだ、凝縮した海の味。

 

まぐろのたたきはしゃぱしゃぱジューシー。
しっとり冷たく甘みいっぱい。
液化した魚のうま味が清々しくすかっと走る。

 

海鮮三種丼の具とごはん

 

そんな具材をごはんと一緒に。

 

ごはんは芯まで柔らかく、粘りもたっぷり。
みずみずしい甘みが心地良くしみ出す。

 

海鮮具材との相性はもちろん抜群!
ウニの濃厚な香りがとろ~んとかぶさり。
イクラの塩気が味をぴっと引き締め。
まぐろのうま味がごはんの甘みをさらに引き立てる。

 

わさび醤油の効きもいいですね。
醤油のコクが味をぐっと太らせ、わさびが青々しい香気をツーンと放って。
味わいの充実感をさらにアップ!

 

ココスの豚汁

 

豚汁。

 

具材は大根、ニンジン、里芋、長ネギ、シイタケ、ゴボウ、そして豚バラ肉。
サイズは小さめだけど量はしっかり入ってて、「食べてる感」抜群!
野菜はどれもじゃくじゃくとした食感が残ってて、素材の味がしっかり。

肉は小っちゃすぎてアレなんだけど、まあいいや(笑)。

 

味噌の濃度は普通。
野菜の出汁や豚肉のうま味をたっぷり取り込み、味わい豊か。
腹にしみ渡る美味しさ。



ガツガツ食べて。
完食。



ココスの”海鮮三種丼”。
具材の鮮度感、味わい、量、どれも申し分のない内容でした。
でもね。
それでも足りんわ。

お替り欲しい(笑)。



ごちそうさま。





 

[参考]
・海鮮三種丼:1,290円
・ごはん大盛り:60円
・とん汁変更:80円
・消費税:143円

 




Montes Cabernet Sauvignon 2016

2020年03月24日

モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2016

[Montes Cabernet Sauvignon 2016]
モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン

 

飽きずにワインネタです。
このネタ、いつもレスポンスが薄い。
しかしそれでもなぜ書くかと言うと、単に個人的に記録に残しておきたいからです。

 

今回はチリのメジャーワインメーカーMontes(モンテス)。
日本国内そこら中に流通してるので、多分探せば簡単に見つかると思います。
裏ラベルを見ると輸入元はエノテカとなってるので、正規代理店はエノテカなんでしょうね。
ワイン好きなら知らない人はいないくらい有名なワインショップ兼輸入代理店です。

 

ちなみにモンテスってのがどんなメーカーかと言いますと・・・え?そこ別に興味ない?
ウンチクはどうでもいい?

 

はい、さっさと飲みましょう。
どうせレスポンス薄いし(笑)。

 

みたいな感じで。
本日はモンテスのカベルネ・ソーヴィニヨン。
ぐいぐいぐいっと飲みたおします。

 

Montes Cabernet Sauvignon 2016 外観

 

色は深みの強いレッド、色調艶やか。
カシスやブラックベリーの黒系果実の香りに、スミレや丁子、ユーカリなどの植物香、インクやタールなどの重い香りも。
みずみずしく生命感あふれる香質。

 

アタックから果実の甘みがさらり。
透き通った抜けのいい甘み。
舌触り滑らかで、タンニンは後味にぎゅっと渋みが残る程度。
硬質感のある穏やかなミネラルの中に、柔らかな酸味がすっと伸びる。

 

中盤からは果実味と共にボディがぐんと膨らむ。
同時に香量も大きくボリュームを増し、味わいの密度・充実感をじんわりと深める。

 

アフターにゆったりと残る果実の余韻。
生き生きとしたぶどうの風味が清々しく最後を締める。



いいワインですね。
フルーティーで味わい伸びやかで。
飲んでも飲んでも疲れないワイン。

 

もうちょっとざっくり言うと。

 

飲み過ぎるワイン。(←!)



ではここで恒例のお・つ・ま・み・タ~イム。
本日はこんなの用意しました。

 

ねぎ塩チキン

 

ねぎ塩チキン。

 

お弁当のおかずに最高のこの逸品。
しかし酒のアテにも最高の逸品。
ごはんのお供にももちろん最高。

 

と、どうやって食っても最高のお肉ちゃん。
コイツをぱくぱくっと食べたおします。

 

ねぎ塩チキンをひと粒

 

肉はほろほろ。
ころっと砕けるように崩れ、みちっとした噛み心地。

 

中から湧き出す肉汁は香ばしく。
鶏肉特有の脂の乗った甘みたっぷりのうま味がゆったりとしみ出す。
そこに塩タレがぴっと効いて、醤油がぎゅぎゅっと締まりを付けて。
幾層もの味を乗せながら、じんわりと深みを増していく。

 

モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2016と一緒に食べる

 

ではねぎ塩チキンをぱくり、ワインをぐびり。

 

味の濃いぃ~チキン。
鶏肉のうま味がじとじとに舌を濡らし、脂がべっちゃりと広がり。
口の中はウマ♪ウマ♪でいっぱい。
そこにざばっと流れ込むワイン。
爽やかな酸味が脂のベタつきをさらっと洗い上げ、硬いミネラルが味にきりっと緊張感を与え。
ジューシーな果実味が、肉の厚い味にフレッシュな生命感を付ける。



やーコレは美味いですわ♪
飲んで美味いし。
食べて美味いし。
同時に味わって美味いし。
飲めば飲むほど飲みたくなるし。

 

んーーー。
悪魔だ♪



後は食べて飲んで、食べて飲んで。
へろんへろんに酔っ払って。
だけどさらに食べて飲んで。
ぐでんぐでんにい~い気分になって。

 

さらに飲んで。(←!)

 

幸せいっぱいの酔っぱらいタイムを心行くまで堪能。
ナンか後はもー。
よー覚えとらん(笑)。

 

Montes Cabernet Sauvignon 2016とねぎ塩チキン

 

ごちそうさま。



モスバーガー サワーチキン南蛮

2020年03月20日

モスバーガー サワーチキン南蛮

 

とある日の晩ご飯。
不定休の食堂へ行ったら、その日がまさに「不定休」。
ドボン!
仕方ないので付近の夜営業が不安定なラーメン屋さんへ行くと、その日がまさに「不安定な日」。
ドボン!


もうイラッときて。
えーい安全安定の店じゃーと飛び込んだのがモスバーガー。
さすがにやってましたわ(笑)。

 

オーダーは期間限定の”サワーチキン南蛮”。
ベースのチキン南蛮に特製サワークリームソースをぶっこんだ、モスのチャレンジングな一品。
これにいつも通りポテトとコーラを付けて。
食べたおします。

 

サワーチキン南蛮



サワーチキン南蛮。

 

真っ先に飛び込んでくるのがトマト。
冷えた野菜のみずみずしい汁気がぱっと弾ける。

 

そしてサワークリームソース。
黒酢の甘重い酸味がざわざわと伸び、唾液をどばどばに誘う。
さらにマヨネーズのまったりとした甘み、スパイスとハーブのほのかな刺激。

 

その下のチキンは厚みたっぷり、肉質柔らか。
みちみちと歯を吸い込み、香ばしい鶏のうま味をじわじわっとしみ出す。


・・・んだけど。


サワークリームソースの味の方が圧倒的にオーバーパワー。
酸っぱっぱの味が丸々口の中を支配し。
味はほぼサワークリームソース。

 

モスバーガー フライドポテト

 

フライドポテト。

 

揚げたてのポテトは熱々、激熱、鬼熱。
それをほっほっしながら頬張る。

 

径が太いんでね、噛み心地ふかふか。
大柄なじゃがいもの味がふわんと膨らみ、唾液に溶けながら徐々にクリーム化していき。
優しい甘みがしっとりと舌を包む。

 

塩は控えめ。
ほのかな硬質感が後味をカリッと引き締める。

 

モスバーガー コーラ

 

ドリンクは恒例のコーラ。

 

ちゅるる~と吸い上がって来る冷たい液体。
細かな泡がぷしぷし弾け、澄んだ甘みがさっと走り。
ツンとした香気が爽やかに鼻を抜ける。

 

やっぱバーガーの相方は。
コーラですわ~♪♪



ぱくぱくぱくっと食べて、完食。



モスバーガーの”サワーチキン南蛮”。
酸味がビンビンに効いた、フレッシュ刺激系のバーガーでした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・サワーチキン南蛮:489円
・ポテトLセット:499円