店主たみこの食べたおし的食日記

Chateau Lynch Bages 1997

2021年08月31日

シャトー ランシュ・バージュ 1997

[Chateau Lynch Bages 1997]
シャトー ランシュ・バージュ

 

この日はお休み。
丸1日ぼーーーーーっとし放題。

 

よし!
せっかくだから一杯飲むべ!(←なぜそうなる?)

 

押し入れから出してきたワインはシャトー ランシュ・バージュ。
メドック格付け5級にして2級に匹敵する品質としてブイブイ言わせている高パフォーマンスワインです。

 

ふっふっふ・・飲むぞ♪

 

って事でヒマにヒマを持て余し、飲んで過ごすという最低な動機からスーパーワイン ランシュ・バージュを。
にやにやニヤけながら飲みたおします。

 

Chateau Lynch Bages 1997 外観

 

色は黒のニュアンスが強め、ずっしり沈むような色調で、エッジにほのかにレンガ色が混ざる。
照りはしっかりあるものの、ややくすんだ色調。(ちょっとオリが舞ったか?)

 

鼻を寄せると、プルーンやジャムなどの凝縮したフルーツ香がゆらり。
香質ヘビーで、さらにタールや松脂のような粘着質な香りも混ざる。
樽由来の木の香りも顕著で、甘いフルーツ香と程よくバランスしながら、丁子や八角などのスパイス香も重なる。

 

アタックは軽くフルーティー。
ぶどう果の生き生きとした甘みが滑るように舌を撫でる。
酸味は細く・シャープ・流麗、澄んだ果実の味わいの中に鮮やかに伸びる。
ミネラルもライト。
ソフトな感触でじっとりと後口に沈む。

 

アフターには豊潤な果実の余韻がじわり。
爽やかで抜けの良い香りが鼻腔の奥を軽く撫でる。

 

 

やっぱ美味ぇ~なコレ♪

タマランですわ!

 

砂肝ねぎ塩タレ

[砂肝ねぎ塩タレ]

 

そして本日のおつまみですが。
こんなものを用意しました。

 

ス・ナ・ギ・モ。

 

砂肝が好きでしてねー♪
もー毎日でも食えるっちゅーねん!
見てるだけでヨダレだらだらですわ。

 

早速食べたおす!

 

砂肝試食

 

肉質コリコリ。
豊かな弾力とちょっとカタめの歯応えが口の中で元気に跳ねる。

 

味わいうま味いっぱい!
鶏肉の香ばしい味がバリッと広がり、タイトな塩辛さがその味をぎゅっと引き締め、脂の甘みがそれらをゆったりと包む。
後にほんのちょびっとだけ残る黒コショーのビリビリ感がニクイ!

 

砂肝とシャトー ランシュ・バージュ

 

そんなワインと砂肝ちゃんを一緒に。
まずは砂肝を一切れもぐもぐ、口の中にうま味が行き渡ったところでワインをぐびり。

 

いきなり果実味がきらりと光るワイン。
塩ダレでドロ付いた舌の上をさらりと流れ、口の中を軽快に洗い上げる。
その後に残るフルーツ香のまーすがすがしいこと!

 

と同時に、まるでワインがフルーツソースのように砂肝の中に溶け、味の質を軽く爽快に浮き上げる。
塩ダレだけで食べた時とはまるで別物。
ノリのいいうま味が鮮やかに駆け抜け、生き生きとした後味をしっとり残す。



いやー美味ぇーな、ランシュ・バージュと砂肝。
砂肝の味とワインの果実味との相性がもう抜群!
砂肝に降りかかってるコショーのビリついた感じとワインのスパイス感とのパワーバランスも絶妙で。
さらに脂の甘みとタンニンの渋みもい~い具合にマッチしてて。
もう幸せ絶頂の美味さ!

 

いや、素晴らしい。
やっぱ美味いものと美味いワインの組み合わせってのは本当に素晴らしい。

 

そして。

 

酔っ払うって素晴らしい~~♪(← 一番大事なのココ)



今日~も美味かったゼぇ~~♪♪♪

 

Chateau Lynch Bages 1997と砂肝

 

ごちそうさま!!



吉野家 黒毛和牛重

2021年08月27日

吉野家 黒毛和牛重

 

なんやら噂を聞きつけまして。
吉野家でおもろい限定をやっとると。
その名も”黒毛和牛重”。
本来は国会議事堂内にある永田町一丁目店のみでしか販売されていないというレアな逸品。
それが数量限定にて全国の吉野家でリリース。

 

こー!
れー!
わー!
食わなーーーーー!!!

 

って事で、吉野家。
ターゲットは当然”黒毛和牛重”。
本当は大盛りにしたかったけど、雰囲気的に普通盛りオンリーそうなので、そのままオーダー。
5分程で着膳。

 

ん~ふふ~♪肉じゃ♪(嬉)。

 

それでは今回は吉野家のプレミアムメニュー”黒毛和牛重”を。
もっさりもっさり食べたおします。

 

黒毛和牛重

 

黒毛和牛重、まずはお肉から。

 

サイズはそこそこ、厚みは普通(公式アナウンスでは4mm)。
牛肉としては脂多めで、結構オイリー。
むう~っとした重みが分厚く沈む。

 

肉としての味わいはしっかり。
ノリのいいうま味がスカッと切れ、伸びのある甘みがゆるやかに後を引く。

 

黒毛和牛重の肉とごはん

 

そんなお肉ちゃんとごはんを一緒に。

 

ごはんはふかふかやわやわ。
熱々の甘い汁がすーっと流れ出す。

 

これにね、肉のタレと汁がじとじとに染みてんですわ。
これだけで悶絶スペシャル!
でもこの上にさらにやわやわな黒毛和牛の味がどん!と乗っかるのですよ。
湧き出す味と味と味!
肉の味がどばっと弾けて、米の甘みがスカッと走って、甘旨いタレがとろりと絡んで。
次々と重なる味の重爆撃に、口の中は美味さの大炎上。
燃え盛る美味さファイアーに幸せの涙が止まらないー!!!

 

吉野家のみそ汁

 

みそ汁。

 

味噌の濃度は中庸。
いつもよりちょびーっと濃く感じる、なぜか。

 

具は細かなワカメとネギ。
これもいつもよりちょびーっと多く感じる、なぜか。



ばっくばっくと食べて、完食。



吉野家の”黒毛和牛重”。
ひとつ文句言わせてください。

 

国会のエライ先生たちは、いっつもこんな美味いモン食って国会やってたのかー!?
国民の知らない所で隠れてコッソリこんな美味いモン独占して食ってたのかー!?
にも関わらず、こんなコロナまん延しまくったのかー!?
なにやっとんじゃーーー!!!

 

よし!こうなったらわしが国会議員になったる!!!
そしてコロナ収束させたる!

 

・・・・そして毎日国会議事堂で黒毛和牛重食ったる♪



ごちそうさま~。





 

[参考]
・黒毛和牛重:1,419円

 




Joyfull 北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼

2021年08月20日

Joyfull 北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼

 

仕事が終わってメシの時間。
なーに食うかなー???

 

あんまハラは減ってない。
特に暑くもない。
なんかサラッと食いたい。
でわ~~~~、と選んだのがJoyfull。
こんな時はファミレスです。

 

6人掛けのテーブル1卓をお独りさまで占拠して(だって全席6人掛けテーブルだし)、メニューをじろじろーっと拝見。
まずバシッと目をつかんだのが”うな丼”。
おお~今日はコレ~♪と決まりかけたけど、その後すかさず”北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼”が目に入る。
あ・・・やっぱコレ。(←優柔不断)

 

みたいな感じで、本日はジョイフルの”北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼”を。
ライス大盛りにして食べたおします。

 

ホタテ

 

ホタテ。

 

やわら~か、びちゃびちゃ。
ばちゃっと汁が出て、さ~っと海の香りが広がって。
爽やか&フレッシュ!

 

ただ、味はやや薄め。
まとわり付くような濃厚感はなく、さっぱり、さっぱり、ひたすらさっぱり。
個人的には生ホタテはもっとねっとりとした濃い味が好き。

 

ねぎトロ

 

ねぎトロ。

 

こちらは一転、舌触りねっとねと。
すり身だから当たり前だけど。

 

味わいスカッと爽快。
生魚のフレッシュなみずみずしさが、震えるほど気持ち良く口の中を抜ける。
さらさらと身が溶けていく感覚も鮮烈。

 

サーモン

 

サーモン。

 

ねっちょり。
脂でねっちょ~り。
そして甘~い、濃ぉ~い。
ねろ~っとした甘みがじと~っと溶けて、ねろねろ~と舌を舐める。

 

強ぇーな。
これだけ圧倒的に味強ぇーな(笑)。

 

北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼の具とごはん

 

そんな個性豊かな海鮮をごはんと一緒に。

 

ごはんはややパラ感強め。
粘りも弱く、クオリティとしてはもうひとつ。

 

ここに三種の海鮮。
ホタテは味弱、ねぎトロはさっぱり、サーモンは脂ねっとり。

 

一番合うのはねぎトロですかね。
量が一番多いってのもあると思うけど、充実感が格別。
身のうま味がしっとり溶け込むようにごはんに馴染む。

 

 

スパっと完食。

Joyfullの”北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼”。

 

少々ライスに難アリでしたが、具材はガッチリ高水準。
生魚を米に乗っけてわさび醤油ぶっかけたら何やっても美味くなるんだな~という、超基本的な事実を改めて実感させてくれる一杯でした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・北海道産ホタテとねぎトロのサーモン丼:944円
・大盛り:無料

 




Chateau Mouton-Rothschild 1999

2021年08月17日

シャトー ムートン・ロートシルト 1999

[Chateau Mouton-Rothschild 1999]
シャトー ムートン・ロートシルト

 

なんかね、飲みたい気分ね。
いやまあ、いつだって飲みたい気分なんだけどね。(←?)

 

そんな飲んべ全開モードで押し入れから引っ張り出してきたのがシャトー ムートン・ロートシルト。
むか~し買ってずっと眠らせてたヤツです。
久々のごちそうに、思わずへっへっへっ♪

 

多分このクラスのワイン飲むのはこれが生涯最後だろうな。
今じゃ高くてこんなん買えやしない。
ここ10~20年の間のワインの物価上昇は異常だわ。

 

と、ぐちぐち文句言いつつ、本日はシャトー ムートン・ロートシルトの1999年を。
最後の1滴まで舐めるように飲みたおします。

 

Chateau Mouton-Rothschild 1999 外観

 

色は黒のトーンが強いダークレッド、エッジまでびっしり赤。
照りは鮮やかで、脚は長く厚みしっかり。

 

香りは熟成香中心。
腐葉土や枯れ葉のウエットな香りの中に、じっとり貼りつくようなミネラル香。
さらにバラなどの赤い花に、プルーンのような凝縮したフルーツの香り。
インクやスパイス的な刺激香も少し。

 

アタックは柔らかで、優しいシルクのような舌触り。
熟成によってタンニンのトゲがきれいに取れてて、みずみすしく、そしてフルーティー。
酸味もソフトで心地良く、果実味は爽やか。
雑味のない澄んだぶどう果の味わいが、真っすぐ美しく伸びる。

 

余韻は細く博麗。
微弱な後味が静かにゆっくりと喉の奥に消えていく。

 

ローストビーフ

[ローストビーフ]

 

本日のおつまみ、ローストビーフ。

 

い~いですわな~、この光輝くピンク色♪
みずみずしくフレッシュ、食欲グイグイそそる!そそる!
もーヨダレだばばーーーッ!ですわ。

 

ローストビーフを試食

 

そんなローストビーフを容赦無用でばっくん!

 

肉質もっちゃもちゃ。
薄いんだけど粘りがねっちゃりあるから、噛み込むとしっかりダイナミック。

 

中からは肉のジュースがじゅわ~。
濃密な味わいがじゃばじゃばに舌を濡らす。
そこに甘美味いタレもきりりと効いて、さらに程よい塩気がビッと味を締めて。
豊潤な肉の味が贅沢に口の中を埋める。

 

ローストビーフとシャトー ムートン・ロートシルト

 

ではワインとローストビーフ。
まずはローストビーフを一切れ、もんぐもんぐと噛んで肉汁をびちゃびちゃに出して、ワインをひと口くいっとすする。

 

湧き返る肉の味!味!味!
ジャバジャバとあふれる肉ジュースがただひたすら豪快。
そこにさらりと流れ込むワインのフルーツ味。
ワインがそのままフルーツソースとなり、肉の味をワンランクアップ、重旨い肉味が軽快に踊る。
と同時にワインは重みをぐっと付加、ライトな味わいに力強いボディが加わり、肉×ワインの味が生き生きと交錯する。

 

こ・れ・わ!

 

美味んめぇ~~~♪♪




後はひたすらシ・ア・ワ・セ・タイム。
ローストビーフもんむもんむ頬張って、ワインさらりと流し込んで。
果実感と肉の味を思う存分楽しんで。
感動の涙つーーーーと流して。
またローストビーフ頬張って、ワイン飲んで。
頭の中お花畑でいっぱいにして。

 

ああ・・・もう死んでもいい・・・死なないけど。(←?)



また美味いワイン飲めるよう。
頑張るぜーーー!!!

 

Chateau Mouton-Rothschild 1999とローストビーフ

 

ごちそうさま。



伝説のすた丼屋 炭焼き牛ホルすた丼

2021年08月13日

伝説のすた丼屋 炭焼き牛ホルすた丼

 

この日はヘロッヘロのヘトッヘト。
も~~~死にそ~~~!!!
こんな日わ~食ってスタミナ補給じゃー!!

 

という事で、伝説のすた丼屋へ。
消耗した体力はスタミナメシ食って補給します。

 

選んだメニューは”炭焼き牛ホルすた丼”。
豚トロ&牛ホルモンを乗っけて、そこに悪のブラックタレをぶっかけた衝撃の一杯。
こりゃーーースタミナ付くでーー!!!

 

では早速、食べたおします。

 

豚トロ

 

豚トロ。

 

食感ぶるっぶる。
結構脂多めで、じゅうわ~と湧き出す濃密な味がタマラナイ。
豚!豚!ひたすら豚の味!

 

そこに乗っかるブラックタレ。
焦げ香がガリガリと鼻腔を引っ掻き、ねっちょりと肉に絡みながらギットギトに味を太らせる。

 

牛ホルモン

 

牛ホルモン。

 

ガム感強烈!
噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、ひたすら噛んで。
でもまだ全然噛み切れてなくて。
めげずに噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、ひたすら噛んで。
でも全然噛み切れてなくて。

 

諦める。(←?)

 

味の持続力がスゲーんだわ。
こんだけ噛んでもそれでもまだ味がしみ出すって言うね。
エンドレスの美味さ!

 

炭焼き牛ホルすた丼の具とごはん

 

そんなWお肉ちゃんをごはんと一緒に。

 

ごはんは空気をたっぷり含んでふっかふか。
ふわりと歯を吸い込んで、澄んだ甘みをしと~と湧き出す。

 

そしてこのごはんにね、悪のブラックタレがじっとじとに染みてんですわ。
旨辛くスパイシーなタレとごはんの融合が悶絶エクスタシー♪

 

なのに、なのによ。
この上にさらに肉ですわ。
豚トロは脂とうま味でどばどば、牛ホルモンは噛んでも噛んでも終わらない味がじんわぁ~。
この強ーーーッ烈な味が口いっぱいに充満。

 

お゛お゛・・・・デ・ビ・ル♪

 

伝説のすた丼屋 みそ汁

 

付属のみそ汁。

 

味噌の濃度は中庸。
白味噌の植物的な香味がさらりと鼻をくすぐる。

 

具はどっさりのワカメ。
多いんでね、とにかく多いんで充実感がスゴイんですわ。
しかもコリコリとした歯応えがしっかりあるから、「食べてる感」もガッツリあって。
なかなかに豪快。



もりもり食って、完食。



伝説のすた丼屋の”炭焼き牛ホルすた丼”。

 

すごいわ。
とにかくパワーがすごいわ。
キモは何と言っても悪のブラックタレですな。
これがごはんと肉をしっかり繋いで、タレ自身も強烈に存在感があって。
まーもーエネルギッシュ!!

 

これを食えば。
暑い夏もエネルギー全開で乗り切れるゼーーー!!!


 

ごちそうさま。





 

[参考]
・炭焼き牛ホルすた丼:980円