店主たみこの食べたおし的食日記

CoCo壱番屋 チキンスパイスカレー

2021年10月22日

CoCo壱番屋 チキンスパイスカレー

 

もんもんとしている。
もんもんとしている。
なぜか?

 

カレーが食いたいーーー!!

 

って事で、CoCo壱番屋へ。

 

時々入るんですよね~、カレースイッチ。
なんか無性にカレー食わなおれんようになる、不思議なスイッチ。
1回入ったら食うまでリセットされません。

 

そんなカレーハングリー状態で入店。
カウンターに座ってヨダレだらだら流しながら(←?)選んだのが、期間限定の”チキンスパイスカレー”。
いつも通りライス500gにしようかと思ったけど、なんでか大盛りの設定しかないみたいなので、350gの大盛りでガマン。
飢餓状態を解消すべく、ぱっくぱく食べたおします。

 

チキンスパイスカレーのルーとライス

 

チキンスパイスカレー、まずはルーとライス。

 

ルーはシャバシャバ。
甘い口当たりでするりと流れ込む・・・のは最初だけで、結構ビリビリ。
想定以上の刺激感。

 

意外とキますね、このルー。
いつものまろやか+ピリ辛系とは違う、強シビレ系。
口の中をビリビリと電流が走る。

 

ライスとのマッチングは絶妙。
お米の澄んだ甘みがルーの刺激を柔らかく包む。

 

ローストチキン

 

ローストチキン。

 

肉は大粒、質感やんわり。
もにゅんと噛み潰すと、濃密な肉汁がぷちゅっと流れ出す。
まるで肉汁の風船。

 

これがまたスパイシーなカレールーとよー合うのですわ。
肉のうま味、柔らかさ、そこにビリビリと電流を走らせるルー。
豊潤さと刺激がきれーに溶け合い、文句ナシの満足感。

 

さすがだゼ、ココイチ!



あとはもりもり掻き込む。
ノンストップで掻き込む。

 

後半、結構積もってくるね、刺激。
食べ進むにつれてシビレるようなビリビリ感がずーっと口の中に残留していって、そのせいで唐辛子の辛さがビッシビシ刺さって。
もー汗が止まらん!



おでこべとべとにしながら、完食。



CoCo壱番屋の”チキンスパイスカレー”。
想定外の「攻め」のスタイル。
良くも悪くも「ココイチらしからぬ」味。
平凡な毎日に飽き飽きしてて刺激に飢えているーー!って人にはオススメ、かも、しれない、味です。
汗拭き用のタオルを持参してお召し上がりください。



ごちそうさま。





 

[参考]
・チキンスパイスカレー:960円
・大盛り:110円

 




大阪王将 黒炒飯&ぷるもち餃子

2021年10月15日

大阪王将 黒炒飯&ぷるもち餃子

 

疲労と寝不足で毎日ふらふら。
休んでないー!
寝てないー!
ちょっと気を抜くとすぐ意識朦朧となるー!

 

こんな時はメシです。
メシ食ってチカラ付けます。

 

寝りゃいいんだけどよ(笑)。

 

 

訪れたお店は大阪王将。
言わずと知れたザ・中華のチェーン店。

 

実は前日にサイトをチェックしていて、メニューは既に決定済み、”ニンニク肉にく 全力炒飯”!!
・・・の、はずだったのですが。
アレ?ない?なんでや?
しつこいくらいメニュー表をチェックしたけど、ないものはない。
どうもこの店では取り扱ってないらしい。
Boooo。。。としばし「悲しい気持ち」にくれつつ、代わりに選んだのが”黒炒飯”、ついでに”ぷるもち餃子”も付けて。
Just man in loveと歌いながら(←?)食べたおします。

 

黒炒飯

 

黒炒飯。

 

色は深茶黒、油でツヤツヤ。
食感軽やかで、口に含むとパラリと崩れ、噛むとしっとり粘る。


見た目がコレなんでね、ギットリした味を想像してましたが、意外とライト。
ごはんの甘みと中華スープのうま味がふわりと広がる。
ただそれは最初だけで、中盤~後半に入るとやたらと重さが増してくる。

 

タレだわな。
タレのオイリー感としょっぱさがずーっと口の中に溜まってくんですわ。
これがボディブローのように終盤じわじわと効いてくる。
プラス玉子の少なさ。
もっと大粒の玉子がドカドカ入ってれば、水気と甘みが重さにバランスして食べやすくなると思うんだけどね。

ちょっとわたしみたいなぢぢーにはキツイ重さ。

 

ぷるもち餃子

 

ぷるもち餃子。

 

皮ぷるっぷる。
水餃子ですんでね、水をぶくぶくに吸ってて厚みたっぷり。
これがもっち~~~と粘って、ぬる~りと舌の上で滑って、びっちゃーっと水気を噴き出して。
食感的インパクトが強烈!

 

中にはぎゅうぎゅうに圧縮された餡。
肉の甘みがとろんと流れ出て、ほんのり植物香も湧き上がって。
ただ味としてのボリュームは脆弱で、存在感は皮の方が圧倒的に上。
ぷるっぷるの分厚い皮が餡の味を凌駕するパワーで、もっちゃ~っと口の中を支配する。

 

大阪王将の中華スープ

 

黒炒飯の付属の中華スープ。

 

醤油の香味とうま味がふわり。
その裏に植物香がツンと走る。
少量浮かぶネギのザクザク食感が鮮烈。



完食。



大阪王将の”黒炒飯”と”ぷるもち餃子”。
黒炒飯はクドさがトンガっちゃってて、さっぱり要素が弱過ぎ。
ぷるもち餃子は餡のパワーが弱すぎ。
どちらももうひとつ消化不良感を残す、ん~~?な感じのメニューでした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・黒炒飯:591円
・炒飯大盛:204円
・ぷるもち餃子(5ヶ):290円

 




やよい軒 筋肉定食(にんにく醤油)

2021年10月08日

やよい軒 筋肉定食(にんにく醤油)

 

仕事が終わってメシの時間。
この日は初めからやよい軒を狙い撃ち。
なぜか?

 

コメが食いたいのじゃーーーー!!!!

 

と米愛ギンギンでやよい軒へ向かう。
コメが食いたくなったらやよい軒ですわ♪

 

店に入って券売機の前でメニューチェック。
今ナニやってんの?筋肉定食?皮なし鶏もも肉のステーキ?
肉?肉かい?肉ぅ~♪♪♪
はい、決定、コレ!

 

って事で今回はやよい軒の”筋肉定食”に即決。
にんにく醤油タレバージョンで食べたおします。

 

皮なし鶏もも肉のステーキ

 

皮なし鶏もも肉のステーキ。

 

身は極厚、肉感ぷりっぷり。
見た目以上のボリューム感。

 

味はややラフ。
ぱっさりした食味で、ジューシー感はもうひとつ。
ただ厚いんでね、食べ応えはしっかり。

 

そんな肉の味をムッキムキに盛り上げるのがタレ。
甘辛く濃い濃いな味にニンニクの爆裂香味を乗せ、肉の味をドーピング的にパワーアップさせる。
一方で裏にほんのり優しい植物香もあり、濃い味の中に爽やかなテイストがふわ~り。

 

筋肉定食の肉とごはん

 

そんなお肉ちゃんとごはんと一緒に。

 

ごはんは真っ白ぴかぴか、みずみずしくて甘くてフレッシュで。
しと~っとしみ出すつゆの透き通った味がンもぉ~~至福!

 

このごはんの中で爆発する肉。
タフな鶏の味がずっしり落ちて、甘辛いタレがじっとりとうま味を乗せて。
唾液が湧いて湧いて。
噛めば噛むほど甘みが増して。
涙ほろりとこぼれるほどの充実感♪

 

やよい軒 みそ汁

 

みそ汁。

なんでか知らんけど右にズレて写った(汗)。

 

味噌の濃度はチョイ濃いめ。
コシの重い味がぐっと沈む。

 

具は大量のワカメ。
このワカメ、なかなかに肉厚でして、噛み応えグリグリ。
後にほんのりと残る潮の風味がまた格別。



ではそろそろ。

 

ごはんのお替り

[ごはんお替りどん!]

 

自動ごはんお替りマシーンで盛り付け。
例によって「中盛り」の上に「小盛り」を上乗せ。

 

さーここからが本番。
ギアをトップに上げてごはんをもりもり頬張る。
もっしゃりと口の中をごはんで埋め、そこに肉を一切れぱくんと詰め込んで。
噛む×噛む×噛む×噛む×噛む。

 

うは♪タマラン♪(喜)

 

湧き出す味!味!味!
流れ落ちるヨダレ♪ヨダレ♪ヨダレ♪
噛めば噛むほど幸せが膨らんで膨らんで。
もーハチ切れんばかりの幸せタイム♪

 

さらに。

 

出汁茶漬け鶏肉ver.

[出汁茶漬け]

 

ダメ押しのごはん再お替り。
ごはんお替りマシーンの横にあるポットに入った出汁を注ぎ込み、漬物を乗せて、細かくカットしたチキンステーキも乗せて、出汁茶漬け鶏肉ステーキver.の完成。
しゃしゃしゃっと掻き込む。

 

するする流れ込む米粒。
ひと粒ひと粒がしっかり出汁を吸ってて、香味満点で、甘くて、滋味いっぱいで。
しかもここに肉の味がずしっとパワーを付けて。
甘辛いニンニクタレがじと~っと広がって。
この日最強の幸せ感♪

 

ああ・・・もう死んでもいい・・・まだ死なんけど。(←?)



さらっと完食。



やよい軒の”筋肉定食”。
筋肉よりも、ごっそり食ったお米の炭水化物の脂肪転換の方がはるかに多いんじゃないかという恐怖の方がはるかに強い。
そんなお米まみれパラダイスな逸品でした♪



ごちそうさま。





 

[参考]
・筋肉定食【皮なし鶏もも肉のステーキ】にんにく醤油:790円

 




松屋 ビフテキ丼(にんにくごま醤油)

2021年10月01日

松屋 ビフテキ丼

 

人生に行き詰まりを感じております。
なんちゅーか、ダメだなこりゃ。
もーダメだ。

 

よし!メシ食おう!

 

という事で松屋へ。
人生に行き詰ったら松屋です。(←なぜ?)



現在の限定はビフテキ丼とマッサマンカレー。
肉?カレー?どっちにする?
食いモン界の二強が脳内でガッチガチの大戦闘。
激しく火花を散らす両者、おーーーっとカレーが伝家の宝刀モンゴリアンチョップを連打!連打!連打!

しかし肉も負けてない、すかさず背後に回り必殺のバックドロップを爆撃投下ーーー!!!
カレー動けない、ピクリとも動けない、ワン!ツー!スリー!カン!カン!カン!
肉の勝利ぃーーーー!!

 

と、意味不明な超絶バトルを繰り広げた結果、ビフテキ丼に決定。
今回もサイズ大盛りにして、食べたおします。

 

ビフテキ

 

まずはビフテキから。

 

肉は面積・厚み共に焼肉サイズ。
肉質しとっと柔らかく、うま味しっかり。
牛肉にしてはやや脂感強めで、ぎっとりした食味。

 

タレがいいですね。
ニンニクがガンガンに効いててパワフル。
厚みのある香味が肉の味をぐっと盛り上げる。

 

ビフテキ丼の肉とライス

 

そんなお肉ちゃんとごはんと一緒に。

 

ごはんは真っ白つやつや、粘りたっぷり。
流れ出す甘みがたまらなく爽快。

 

ここに重なる肉の味。
ごはんの水気が肉のうま味をぐんぐん伸ばし、味の躍動感が一気に上昇。
プラス、甘旨いタレがこの味をさらに太らせる。
噛めば噛むほど膨らむボリューム!

 

そしてトドメが、丼の底にあるタレのじ~~~っとり染みたごはん。
これが悶絶ウマ♪ウマ♪でして、味濃い!濃い!
ごはんの甘みとタレのスパイスとの融合がンもぉ~~タマラン!
このタレかけごはんだけで十分1食イケるインパクト。

 

松屋のみそ汁

 

みそ汁。

 

味噌の濃度は中庸。
コシの座った味噌の味がどしっと落ちる。

 

具はワカメと麩、量そこそこ。
麩が美味ぇーわな。
じゅわっとしみ出すエキスが甘くて味濃くて。
味噌との融合感も抜群。



もしゃもしゃ食って、完食。



松屋の”ビフテキ丼”。
想像以上の充実感。
さすが!の一言に尽きる一杯でした。

 

ただ、所々肉に硬いスジがあるのがちょっとな。
あれだけなんとかしてもらえれば、文句ナシの100点でした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・ビフテキ丼:750円
・ライス大:無料

 




Chateau Marquis d'Alesme Becker 1998

2021年09月28日

シャトー・マルキ・ダレム・ベッカー 1998

[Chateau Marquis d'Alesme Becker 1998]
シャトー・マルキ・ダレム・ベッカー

 

とある休みの日。
思うのです。
深く深く思うのです。

 

真昼間から飲みてーーー!!!(←?)

 

という事で取り出してきたのがシャトー・マルキ・ダレム・ベッカー 1998。
メドック格付け3級のワインです。

 

ラベルの逆U字形がカッコイイー!

これは馬の蹄鉄をモチーフにしたものなんだけど、なんか中世っぽくてシブくて大好き。
でも2009年ヴィンテージからデザインが変わって、現在は違うラベルになってます。
個人的にはこっちの馬蹄形ラベルの方が絶対にいいと思うんだけどね。

 

それでは本日はシャトー・マルキ・ダレム・ベッカーの1998年を。
容赦ナシに真昼間から飲みたおします。

 

Chateau Marquis d'Alesme Becker 1998の外観

 

色は深い黒紫、エッジにほんのりレンガ色。
照り・艶、共に良好。

 

香量多く、枯草や腐葉土などの強い熟成香がふわり。
その奥にプルーンやジャムなどの凝縮した果実香、さらにバラなどの赤い花の香り。

若草のような涼しい香りも少し。
樽由来の木やタール、焦げの香りは控えめ。

 

アタックからミネラル全開。
じわり・・としみ出すように妖艶なニュアンスが襲う。
果実味は甘く透明で、その中をみずみずしい酸味が鮮やかに走る。

タンニンはイイ感じに柔らかくなってて滑らか。
ガチガチ感が完全に飛んでて、後味にキリッとした輪郭を与える。

余韻は深く、深く、ただ深く・・・そして旨く。

静かにゆったりと後を引く。



いやー美味ぇ~な♪
20年以上経ってんのにまだまだボディがしっかりしてて、果実味に生命感があって。
でも熟成の凄みもどっしりと出てて。
強烈な充実感!

 

鶏皮串

[焼き鳥]

 

本日のおつまみはこんなものを用意しました。
焼き鳥。

 

焼き鳥っちゃービールか日本酒が定番なんですけどね。
何気にワインとも合うのですよ。
タレのスパイスと赤ワインのスパイス感が、すっげーイイ感じにフィットするのですわ。
止まんなくなりますゼー♪

 

焼き鳥

 

では焼き鳥ちゃんを。

 

肉質ぷるっぷるん。
つるつると舌の上を滑り、甘旨い肉汁をゆた~りとしみ出す。
この汁がも~超絶でして、ただ旨い、もぉ~旨い、悶絶美味い♪

 

タレの味も抜群!
甘辛く、うま味がノリノリにノってて、それがとろ~んと肉に絡んで。
噛めば噛むほど湧き出す味!味!味!そしてヨダレ~♪

 

焼き鳥とシャトー・マルキ・ダレム・ベッカー

 

そんな幸せ頂点な焼き鳥ちゃんとワイン。
まずは焼き鳥を一切れぱくり、もんぐもんぐ噛んでうま味とタレで舌をどろどろに覆ってから、ワインをぐびり。

 

鶏皮なんでね、甘みが強いんですよ。
そこに甘辛タレがとろ~り絡んで重々濃厚な味がずしり。
でもここにワインが流れ込んだ瞬間、突然味が変化。
軽くフルーティーな爽快さがぱっと前に出る。
ワイン単体で飲んでた時には感じられなかった、スカッと抜けるような果実感。
それに引っ張られてか焼き鳥の味も軽くなり、伸びやかなうま味をすーっと走らせる。

 

おお゛~♪
タマランな、コレは♪♪



後はぱくぱくグビグビもぐもぐ。
美味さを味わって、ただひたすら味わって。
ああ~今日もこんなに美味くてゴメンナサイ、と誰にか分からんけど(←?)謝って。
幸せの涙でほっぺたべちゃべちゃにして。

 

泥酔。



マルキ・ダレム・ベッカー。
メドック格付けワインの中ではややマイナーな存在ではありますが、実力は本物。
今日も幸せ絶頂な美味い時間を、思う存分楽しませてもらいました。

 

Chateau Marquis d'Alesme Becker 1998と焼き鳥

ごちそうさま。