店主たみこの食べたおし的食日記

なか卯 和風牛丼

2020年04月24日

なか卯 和風牛丼

 

なんやらドライブスルーが人気らしいですね。
人と接触するとコロナうつされるかもしれんから、店に入らんでも食えるドライブスルーを利用する人が増えてんだとか。

 

なんかヤですな、殺伐として。
状況が状況なので仕方ないっちゃ仕方ないんだけども。
それが分かっててもヤですな。
早く普通の日常が戻って来て欲しいモンです。

 

そんなコロナショックに右往左往する中、わたしは安定の店内食い。
だって写真撮らんと記事書けんし。
ドライブスルーっちゅーワケにぁーいかない。

 

オーダーは珍しく限定メニューを外して、定番から”和風牛丼”をチョイス。
なんか久しぶりに牛丼食いた~い気分だったので。
液体が欲しいのでみそ汁も付けて。
食べたおします。

 

和風牛丼の牛肉

 

和風牛丼。

 

肉は見た目ぎっとりしてるけど、思ったよりやわやわ。
むっちゃり粘り、ふわんと歯を吸い込む。

 

味もぎとぎと感はなく、肉の素直な味がぱっと湧き出す。
うま味・甘みに満ちた豊潤な味わい。
そこに醤油がキュっとしたハリを、みりんがまろやかな甘みを乗せ、味の深みをゆったりと伸ばす。

 

見た感じかなり微妙なんですけどね。
なんか煮詰まった色してて、肉はスカスカ、味はクドクド、そんな風にしか見えなかったのですが。
いざ口にすると味の流れ、伸び、充実感、どれをとっても問題ナシ。
柔らかくバランスの取れたきれいな美味しさ。

 

和風牛丼の牛肉とごはん

 

そんな見た目はぎとぎとだけど味はちゃんと美味しい(←笑)牛肉ちゃんをごはんと一緒に。

 

ごはんはしっとり柔らか。
熱くみずみずしい甘みがじゅ・・としみ出す。

 

ここに絡む牛肉の豊潤なうま味。
深く厚い味がごはんの甘みに重なることで、さらに重みと充実感を増し。
噛めば噛むほどぐんぐんと味が広がり。
後味にじ~んわりとした肉のうま味を残す。

 

特に後半がいいですわな。
どんぶりの底の方にあるじっとりつゆのしみたごはんが、強烈に甘くて旨くて、甘くて旨くて。
プラス肉の味が重なって、さらに旨いわ♪旨いわ♪旨いわ♪

 

なか卯 みそ汁

 

みそ汁。

 

味噌の濃度は薄め寄り。
白味噌のふんわりした香味が優しく立ち上る。

 

具は麩、ネギ、タケノコ。

 

麩は汁をたっぷり吸っててじゅくじゅく。
味噌の香味に麩の甘い油を溶け込ませ、太い味でぐっと迫る。

 

さらにタケノコ。
歯応えじゃくじゃく、サイズもしっかりあって。
味はあんまりしないけど、元気な食感で「食べてる感」をしっかり主張。



完食。



なか卯の”和風牛丼”。
控えめな味付けが肉の味をしっかりと引き立て、さらさら食べられる一杯でした。

 

やっぱ和食ってのは、程よ~い薄味が一番ですな!

 

薄すぎもダメだけど。(←注文多すぎ)



ごちそうさま!





 

[参考]
・和風牛丼(大盛):550円
・みそ汁:100円

 




マクドナルド サムライマック 炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ

2020年04月17日

マクドナルド サムライマック 炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ

 

とある休日、買い物と散髪をしにお出掛け。
そのついでにランチ。
アチコチうろつくのも面倒なので、買い物先のショッピングセンター内にあるマクドナルドへと入る。

 

店内は先客ゼロ。
この日土曜日だったので、本来この時間帯はお客さんでいっぱいのはずなのですが。
ゼロ。
ま~~ったく人影ナシ。

 

怖ぇ~な~コロナ。
日本の人口減ったんでねーの?ってくらいどこもかしこも閑散としちゃって。
コレ一体、いつまで続くんですかね?

 

オーダーは限定のサムライマックの中から”炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ”を。
当然ポテトとコーラのセットも付けて。
食べたおします。

 

炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ

 

炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ。

 

どばっ!と飛び込む肉の味。
じゅわじゅわジューシーに舌を舐める。

 

マックのミートパティってもっとパサパサで塩っ辛くてってイメージあったんですが。
今日のはやけにしっとりしてて塩も過剰感ないですね。
当たりが良かったのかな?

 

その上に乗っかるベーコン、こいつがまたドギツく熱くて重くて。
豚肉特有のどろんどろんの脂味でぎっとりと味を飲み込む。
さらに下にあるチーズの存在感も強烈。
凝縮したミルクの風味が甘く太く味を引っ張り、むんむんとボディを膨らませる。

 

そんなパワー+パワーの裏でひときわ光るのがスライストマト。
ひんや~りした水気がぱしゃっと弾け、ドロドロになった口の中をすがすがしく洗い上げる。
透き通った酸味のキレもタマラナイ!

 

マクドナルド フライドポテト

 

フライドポテト。

 

形はいつものスリム&ロング。
量たっぷり。
ただ作り置きを出されたらしく、温度がちょっと低め。
残念。

 

外皮はカリカリ、内身はほこほこ。
径が細い分、相対的に外皮の食感が強く出て、全体にちょっとカタめ。
スナック寄りの感触。

 

味わい弱め。
じゃがいもの風味があらららら?ってくらい脆弱で、どこか「抜け」がある感じ。
あの独特のほくほくとした柔らかな風合いがど~にも弱い。

 

マックのポテトってなんでいつもこうなんかね?
「量」だきゃいっぱいあるんだけど、肝心の「味」で物足りなさが残るのよね~・・・。

 

マクドナルド コーラ

 

ドリンクはコーラ。

 

ざっと流れ込む冷たい液体。
しゅわしゅわ弾ける炭酸の細やかな刺激が、も~すさまじく爽快!
しかも今回、バーガーがどろどろオイリー&ヘビーなヤツなんでね。
余計にコーラの爽快感がキレっキレにキレるのですわ。
バーガー食って口の中をどばどばドロドロにして、コーラをちゅーっと吸い込んだ瞬間の気持ち良さ。
もーね。
デビルとエンジェルの連携パンチですわ!(←なんやそれ?)



もんぐもんぐ食って。
コーラちゅちゅーっと吸い上げて。
もんぐもんぐ食って。
ちゅちゅーっと吸い上げて。

 

完食。



マクドナルドの”炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ”。
パワーとアブラにまみれまくった、スーパージャンクなヘビーフードでした。

 

これにハマったら。

確実に太るな(笑)。

 

ごちそうさま。





 

[参考]
・炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフ(セット):790円

 




餃子の王将 極王天津飯+餃子

2020年04月10日

餃子の王将の極王天津飯と餃子

 

まだまだ寒いですな。
特に朝の冷え込みが激しくて、ストーブとジャンパーは絶対に必要。
早く温かくなって欲しいなー。

 

暑いのもヤだけど。(←わがまま)



仕事帰り、ごはんタイム。
餃子の王将へ。
この時間はもう寒くないのでジャンパーは脱いで軽装で店内へと入る。

 

店内閑散、というか先客ゼロ。
100%貸し切り状態。

 

これもコロナの影響なのかね。
観光業ほどじゃなくても、飲食店も大打撃でしょうね。
もっとわたしみたいにコロナ完全無視でウロチョロする人がたくさんいないと、社会が成り立たんのじゃないですかね?

 

・・・それはそれでダメ?(汗)

 

オーダーは”極王天津飯”。
大盛りにしてって言ったら、大盛り不対応と言われたので今回はノーマルサイズ、その代わり餃子を付けて。
食べたおします。

 

極王天津飯

 

極王天津飯。

 

ごはんはピカピカ真っ白、柔らかくてみずみずしくて。
透き通った甘みがさっとしみ出す。

 

その上に乗っかった玉子焼き。
厚みがしっかりあって、トロトロふわふわで。
しっとり甘くて。
ぷるん!とごはんを包んでとろける味わい。

 

さらにた~っぷり注がれたタレ。
片栗粉でほんのり餡かけにしてあって、ねっちょり~とごはんに絡んで。
甘旨いスープのうま味に香辛料のほのかな刺激が加わって、うま味満点!

 

最後には花椒の香味がすーー・・。
清々しい植物香が鼻の奥をふるふるとくすぐる。

 

餃子

 

餃子。
ラー油をたっぷり注いだタレに浸してぱくり。

 

皮はもっちりと粘り強く、噛み込む歯に合わせてぎゅっと伸びる。
舌触りもむちむち。

 

その中にはたっぷりの餡。
豚肉の肉汁がじゅばじゅばで、あふれ出すおつゆはほぼ洪水状態。
豊潤な肉の味がどろどろどば~と舌を埋め尽くす。
ざくざく砕ける白菜の食感も小気味よく。
コショーのビリビリ感と合わさりながら、肉のジューシーなうま味をさらに引き立てる。

 

王将の玉子スープ

 

付属の玉子スープ。

 

液質ぬるぬる。
鶏ガラ出汁の香ばしい味に、中華スパイスの香味がさっと重なり。
豊かな味わいがとろんと落ちる。

 

のですが。

 

天津飯のタレとベースのスープが同じなんで、味がダブってまして。
変化に乏しく悲しいほど単調。
コレちょっと面白くなくない?



ぱくんぱくんと食べ進んで。
完食。



王将の極王天津飯。
スープとのミスマッチにやや違和感があったものの。
それを差し引いてもパフォーマンスの高い一皿でした。

 

そして餃子は相変わらずの旨々。
ビール我慢するのに一苦労でした。(←!)



ごちそうさま。





 

[参考]
・極王天津飯:671円
・餃子:242円

 




Chateau Lagrange 2005

2020年04月07日

シャトー ラグランジュ 2005

[Chateau Lagrange 2005]
シャトー ラグランジュ

 

最近ワイン熱が再燃してまして。
またまたワインネタです。
飽きるまで続きます。

 

飽きんかもしれん。(←?)

 

今回のワインはラグランジュ。
メドックの格付け3級ワインです。
メドックの格付けってなんじゃ?と思われる方は、話が長くなるので自分でググって調べてください。
まーよーするに大してアテにならんランキングです。(←こんな事言っていいのか?)

 

とは言えラグランジュ、これは信頼に足るワイン。
コストパフォーマンスという側面で考えたら、超インフレボルドーの例に漏れず少々アレかもしれんですが。
でも純粋にワイン単体で見ると十分水準の高いワイン。
本日はそんなラグランジュをぐびぐびっと。
飲みたおします。

 

Chateau Lagrange 2005の外観

 

色は黒味の強い赤。
エッジまでびっしり赤。
全体に照りが艶やかで、10年以上前のワインとは思えない程若い色調。

 

香りはブラックベリーやブラックチェリーにスミレやバラ、ユーカリ、さらにほのかなハーブやミントのようなスパイス香、わずかにタールや樹といった樽香も。
生々しいフルーツ香が心地良く、生命感抜群。

 

アタックもフルーツ感満点。
ぶどうジュースをそのまま口にしたような、フレッシュな味わいがみずみずしく舌を濡らし。
優しい酸味がしとやかに伸び。
滑らかなタンニンがほんのりと口腔を引き締め。
ミネラルの硬質感がじっとりと後を引く。


余韻にはふんわり残るピュアな果実香。

大自然と太陽の味がいっぱいに詰まった、スマートかつ躍動感あふれる美味しさ。



いや~い~いですな~ラグランジュ。
なんかも~コレだけで夢見心地ですわ。
毎日飲みたい♪

 

おカネないし無理だけど。(←?)



さ、ではおつまみターイム!、です。
本日はこんなの用意しました。

 

ローストポーク

[ローストポーク]

 

ローストポークです。

 

どーですか、この心惹かれる赤色。
やっぱ肉ですな♪肉♪
赤ワインには肉です♪

 

人生酒飲んで肉食ってナンボやぁーーー!!!(←謎の人生訓)

 

それではパクンと食べたおします。

 

ローストポークを実食

 

肉質やわやわ。
むっちゃり伸びて、ねっちょり粘って。
舌触りしとしと滑ら~か。

 

そこから湧き出す肉のうま味。
旨くて、旨くて、も~ひたすら旨くて。
肉の味に脂の甘みがぬんめりと絡み、後から後から味が増して。
冷やしてあるから最初冷たいんだけど、口内熱で温まるにつれさらに味の厚みとボリュームが増して。
ぐんぐんぐんぐん力強さが出てきて。
みっちりと詰まった味がのっしりと舌に乗っかり、ずっしりと押し沈む。

 

おーーぉぉぉーーコレはー。
こここ・コノ展開はーー。

 

酒や!酒や!
酒飲んだるでーーー!!!

 

シャトー ラグランジュと一緒に食べる

 

すかさずローストポークとワイン。

 

まずはローストポークをぱくん、むちむち噛んで肉のうま味をじっとり行き渡らせる。
じわじわと口の中をしみ渡る肉汁。
そこでワインをぐびり。

 

さっと流れ込むフルーツのフレーバー。
生き生きとした果実の香りが、弾けるような生命感を口いっぱいに膨らませる。
その下にずしっと沈む肉の味。
密度感いっぱいのうま味が味の重心をぐっと押し下げ、力強くダイナミックな味わいを構成し。
その上にワインの溌溂とした果実味が、フレッシュな香りとニュアンスを弾ませて。
もー美味しさが踊る!踊る!

 

なんて言うかねー。
コレは。
天国ですわ~~♪♪



後はローストポークをもちゃもちゃ頬張って。
ワインをぐびりと流し込んで。
味と味のフュージョンを思いっ切り楽しんで。
ごっくんして。
また肉食ってワイン飲んで。
涙目で味と味のダンスを味わって。



べろべろになって。(←?)

 

ストップ・ザ・酔っぱらいタイム。
もうこーなったら誰にも止められねー。
やっぱ人間。
酔っ払ってる時が一番幸せだ~~♪♪♪




うへ♪(←?)

 

Chateau Lagrange 2005とローストポーク

 

ごちそうさま。



すき家 NY(ニューヨーク)ポーク丼

2020年04月03日

すき家 NY(ニューヨーク)ポーク丼

 

テレビは相変わらずのコロナウイルス祭り。
あっちチャンネル付けてもコロナウイルス、こっちチャンネル付けてもコロナウイルス。
朝から晩までコロナウイルス。
しかしわたしの直近の課題はそんな事よりも。

 

『ハラの脂』!!!

 

これに尽きる。
べっとりまとわりついたこのザ・ハラの脂。
どうやったら剥がれるのか?
ハラの脂ウイルスの開発を待つのみである・・・・。

 

頑張れ厚生省!!(←厚生省関係ない)



と、たぷたぷ揺れるハラ脂をシバきながら、すき家へ。
カウンターに着席してメニューを物色・・・あり?いつの間にタッチパネル注文になったの?

知らなんだ・・・。

 

と、ちょっと浦島太郎気分になりながら。
本日は期間限定の”NY(ニューヨーク)ポーク丼”。
食べたおします。

 

スモークポーク

 

NY(ニューヨーク)ポーク丼。
まずはスモークポークから。

 

味わい思いっ切り凝縮。
ぎゅぎゅぎゅーーーっと詰まった味が、ぎゅぎゅぎゅーーーっと湧き出す。
強烈な密度感。

 

と同時にふわ~っと立ち上る燻製香。
香ばしさ満点、スモーキーな気体がふるふるふ~るふると鼻を撫でる。
濃くはない、ホントさり気な~い香り。

 

そして脂。
豚肉ですんでね、オイリー&ファット。
脂のぎっとりした甘みがでろっと後を引く。

 

NYポーク丼の豚肉とごはん

 

続いてごはん+具材。

 

ごはんは柔らか、粘りたっぷり。
熱い甘みとしとやかな蒸気がざっとしみ出す。

 

このごはんとスモークポークがまーよー合うのですわ♪
豚肉のどばどば脂濃いぃ~うま味がお米にすっと溶けて。
ごはんの水気を吸ってさらに濃厚なうま味となり、ざばっと流れ出す。

 

スライスオニオンも激ウマ。
肉ナシでも、ごはんとこのスライスオニオンだけでザクザクと食が進む。


裏に潜むワサビマヨがまた格別でして。
ワサビのツーンとした涙チョチョ切れる辛味が、ポーク&玉ネギの味わいにしなやかに溶け込み。
ごはんの甘みをさらに引き立てる。

 

すき家のオニオンスープ

 

オニオンスープ。

 

スープは濃いめ。
玉ネギのエキスがしっかり出てて、そこにコンソメの風味が重なって。
塩コショーのニュアンスが味にビリッとした刺激を添える。

 

具材はスライスオニオンとコーン。
量はそこそこ。
濃い味スープをしっかり吸ってて、味の厚みをぐっと深める。



完食。



すき家の”NY(ニューヨーク)ポーク丼”。
正直な話、食べる前は結構キワモノ感があったのですが、全然!全然!激しく鬼ウマ。
充実した豚肉のうま味とそれを支える白いごはん、さらに玉ネギ+ごはんの違和感のない意外なマッチング。
食べることに夢中にさせてくれる、想像以上にヒットな美味しさでした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・NY(ニューヨーク)ポーク丼大盛りセット:750円