店主たみこの食べたおし的食日記

Domaine Henri Gouges Nuits-St-Georges Les Pruliers 2004

2017年04月01日

ドメーヌ・アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ 2004


先日出勤中。
いつもは右折しない交差点で右折したのですわ。
右折してすぐの所にガソリンスタンドがあって、そこで給油しようと思って。

 

右折した先の道路は4車線で、当然わたしは一番左のレーンを直進、しようとしたら対向車が!

 

は?
なにやってんの?
アンタ、思いっ切り逆走じゃない?
それを堂々と。
しかもコッチにらみつけてきてるし。

 

向こうの逆走なのでね。
こちらが譲る義理はない。
当然わたしは一歩も道を譲らず。
そのままにらみ合い。

 

するとその後に続いて、2台目、3台目の逆走車が。
その内信号変わって、逆走車、わたしの車の横をすり抜けるように堂々と逆走直進。
3台目の車に至っては、わたしにクラクション鳴らしていく始末。

 

そっちが逆走でしょうがよ!
なによその態度は一体?

 

激しくイラつきつつ、目的のガソリンスタンドに入り。
給油しながら改めてその交差点を見ると。

 

4車線→左折、左折+直進、右折、右折。

 

え?

 

え???

 

一番右側車線、右折?
右折ぅーーー????

 

はい、逆走してたの、わたしでした。

 


その後再びその交差点から元の道路に戻り、チラッと交差点入口を振り返ると。
思いっ切り侵入禁止マークが。
そう、この交差点は完全に一方通行だったのですよ。

 

いや、でもおかしいでしょ。
4車線もあって、全部一方通行だなんて。
そんなんありえんでしょ。

 

ちなみにその交差点。
侵入禁止になるのは、朝の通勤時間帯だけで。
通常はちゃんと両側通行可能。
そのせいで余計に分かりにくい。

 

なんちゅーかねー。
誰だろうね、あんな意味不明なシステム決めたの。
あんなの余計に混乱増やすだけだと思うんだけど。

 

取りあえずあの日。
逆走して迷惑かけた対向車3台。
悪いのはわたしでございました。

 

どうもごめんなさい・・(汗)。

 

Domaine Henri Gouges Nuits-St-Georges Les Pruliers 2004 ラベル

[Domaine Henri Gouges Nuits-St-Georges Les Pruliers 2004]
ドメーヌ・アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ


はい、今回はワインネタ。
ブルゴーニュのドメーヌ・アンリ・グージュの”ニュイ・サン・ジョルジュ”です。
「レ・プリュリエ」は畑の名前で、いわゆる1級畑ですな。

 

ブルゴーニュワインの格付けは階層構造になっておりまして。
下から順番に、地域名→村名→畑名→1級畑→特級畑、となっております。
つまり序列的にこのワインは上から2番目って訳ね。

 

ただまあここに生産者や栽培者、取り扱うネゴシアン等が絡んでくるので、一概にこの序列がそのまま絶対的に活用できるという訳でもなく。
事情はかなり複雑です。

 

しかし!

 

大丈夫!

 

難しく考えない。

 

コレ、最強。

 

って感じで。
アンリ・グージュのニュイ・サン・ジョルジュ。
楽に、楽ぅ~に。
飲みたおします。

 

ドメーヌ・アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ 2004 外観

 

色は褐色の入ったレンガ色。
色調やや強め。

 

レッドチェリー、ストロベリーなどの赤系果実に、プルーンなどの濃縮したジャム香、枯葉、湿った土などの熟成香、ミントやシナモンなどのスパイス香等、複雑な要素が入り乱れたキメの細かな香り。
ふんわり優しい香質。

 

アタックからみずみずしい果実味。
今なおフレッシュ感にあふれ、ぴちぴちと弾けるような躍動感。

 

凛とした酸もいいですね。
迷いなくシャープにぴっと切れ込み、味わいを真っ直ぐに伸ばしていく。

 

そしてアフターに向かって一気に増していく果実のボリューム。
前半のスマートな鮮度感から一転、ふくよかなボディへと変貌し。
そのまま豊かな余韻へと繋がっていく。

 

最後は熟成したワインだけが表現できる、枯淡の美。
幾重にも紡ぎ合った複雑な香りがふわりと鼻を抜け。
老熟したぶどうの風味が深く深く喉の奥に残る。

 

ブリーチーズ

 

さて、相方ですが。
今回はこんなのを用意しました。

 

ブリーチーズ。

 

えらい不自然に細長いですが。
まあチーズなんてそんなパクパク食うもんじゃないから。
こんくらいのサイズで丁度いいですわ(笑)。

 

まずはパクンと。

 

ブリーチーズ 実食

 

白カビ系としては肉質若干硬め。
ぎゅっと力強い歯応えで、クリーミー感はほとんどなし。

 

味わいもやや濃厚感に欠ける印象。
膨れ上がるようなミルクの風味はなく。
ゆっくりふわふわと味のボリュームが立ち上がるようなイメージ。

 

これどうなんでしょうね?
熟成が足りないのか?
元々こういうスタイルのチーズなのか?
やけに水分が少なく、味に伸びもない。

 

わたしとしてはもうちょっとトロっとした溶けるような質感で。
味わいも濃厚ミルク爆弾ぼん!みたいなのが好きなんですが。

 

Domaine Henri Gouges Nuits-St-Georges Les Pruliers 2004とブリーチーズ

 

ではブリーチーズ+ワイン。


まずはチーズ。
ひと欠片口に含み、もむもむと噛む。
ミルクの風味を舌にしっかりと乗せてから、ワインをぐびり。

 

まず最初に出てくるのはワインですね。
ふくよかなぶどうの風味がふわんと口の中で膨らみ。
穏やかなタンニンがぎゅっと口蓋をしぼませる。

 

その後からチーズ。
チーズがワインに溶ける事で、ようやくミルクの風味が姿を現し。
濃縮した甘みがゆったりと後を追う。

 

ふわっと立ち上る香りもいいですね。
発酵乳製品らしい、太く重い香り。

 


今回のワイン、どっちかと言うとチーズよりお肉向きだったかもしんないですね。
うま味のたっぷりと乗ったローストビーフなんかと合わせた方が、きっともっと楽しめただろうな。

 

まあね。

 

酔っ払っちゃえば細かい事ぁーどーでもよくなるんだけどね(笑)。

 

さー面倒くさいレポートはこれくらいにして、こっから先は飲むぞ!飲むぞー!!
気楽に、気楽に。
楽しく生きよー!

 

お酒のある人生に、LOVE♪

 

ドメーヌ・アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ 2004とブリーチーズ

 

ごちそうさま。





 

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