やよい軒　塩から揚げ定食

さっきね、ケーキ屋さんへ行ってきたんですよ。
バースデーケーキ買いに。

 

いやー、ツライね。
ケーキ屋さん、ツライ。

 

なんなんでしょうね、あの独特のアウェー感。
「ここは女の子の世界ー！！」みたいな空気がむんむんあって。

 

いや、別にそんなに店内、女の子ディスプレイになってる訳じゃないですよ。
男がいても全然問題ないんですが。
それでもどこか場違い感を感じてしまう、不思議な世界。

 

男にとって。
ケーキ屋とは。
踏み込んではならない。
禁断の異世界なのです。

 

女の人にこの感覚。
分かるかな～～？？？

 

 

やよい軒へ来ました。

 

いつものごとく、何食うか何も決めずにぶらっと入店。
しばしメニューとにらめっこ。

 

んーーーー・・・・と数秒沈考の上。

 

決定！
”塩から揚げ定食”。

 

それでは平日の昼下がり。
この日は朝飯食ってなかったので、その分も含めて。
やよい軒の塩から揚げ定食。
どかどかっと食べたおします。

 

 

塩から揚げ。
粒のデカイのがゴロンゴロンと5個！
素晴らしいボリューム！

 

こいつにがぶっ！とかぶりつく。

 

衣は厚め。
バキン！バキン！と小気味よく砕ける。

 

中のお肉はしっとりジューシー。
もっとパサパサ肉と勝手に思い込んでましたが。
肉汁たっぷり、あふれるうま味、みずみずしい食感。

 

これはポイント高い！

 

隣には味付け用の小皿がふたつ。
ポン酢となんやらレモン色の粉。

 

ポン酢とから揚げの相性は文句なしですね。
豊潤な鶏肉のうま味と、ポン酢の清々しい酸味がきれいにフィットして。
後味に抜ける柚子かな？の香りも素晴らしい。

 

それに対してレモン色の粉。
これは柚子塩ですかね？
指の先につけて、3回くらい舐めて、ようやく味が分かる程の薄味。
から揚げにつけても味負けして、全然味が出てこない。
これあんまり意味ねーんでねーの？？

 

 

そのから揚げをごはんと一緒に頬張る。

 

炊き立てご飯は、見た目そのまま「白く輝く宝石」。
つやつやと輝き、ねっとりと粘る。

 

さらっと流れるような甘みは実に爽快で。
たっぷりの水分で、お米の香ばしさが口の中を埋め尽くす。

 

さらにそこに乗っかるから揚げの味わい。
鶏肉のボリューミーな美味しさがどん！と膨らみ。
味の深みがぐんぐん増していく。

 

 

時折味噌汁をずずり。

 

おつゆの味噌はやや淡め。
キツイ塩分苦手なわたくしには、ちょうどいい濃さ加減。

 

中の具は少量の油揚げとワカメ。

 

油揚げのじゅわじゅわ感。
ワカメのコリコリ感。
それらが味噌の香味と交わりながら。
さっぱりと口の中を流れていく。

 

では、そろそろイキますよ。
やよい軒恒例の、アレ。

 

[お替わりどん！]

 

はい、キましたお替わりどん！！
やっぱやよい軒来たらコレせなね。

 

このてんこ盛りごはんにお箸をぶさっと突き立て。
ガガガッ！と口の中に掻き込み。
から揚げをひと切ればくんとかじって。
ほっぺたをパンパンに膨らませて。
もんぐ・・もんぐ・・もんぐ・・もんぐ・・・と噛む。
一心不乱に、噛む。

 

味と味と味と味が交わり交わり。
美味しさと美味しさと美味しさがぐんぐんと膨らんでいき。
口の中で。
幸せのエンジェル達が。
踊る。
地平線の果てまで。
踊る。

 

この瞬間がーーーーー！
やよい軒ーーーーー！！

 

そのまま食べて、食べて。
腹いっぱい食べて。
完食。

 

この美味しさで、この量。
それも690円というパフォーマンス。

 

やっぱやよい軒は。
幸せの宝石箱です♪

 

ごちそうさま。

 

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