かつや　デミグラスメンチカツ丼

今年もこの日がやってきました。
年に1度の忌まわしい日。
世にも忌まわしい日。

 

バ・レンタインデイ。

 

世の女子が。
好きな男子にチョコを贈るなどという。
問答無用に。
存在価値ゼロの日。

 

この日、世の中には二つのグループが発生します。

 

ひとつは、「チョコレートもらっちゃった♪派」。
そしてもうひとつは、「チョコなんてもらってねーよ派」。

 

わたくしがどちらの派閥に属するかは。
敢えて申し上げません。

 

ただ、ひとつだけ言えるのは。
力強く言えるのは。

 

『この世にバ・レンタインデイなど必要ないわーー！！！！！』

 

と、いう事です。

 

この24時間がどれほどアウェーか。
わたくしと同じ派閥の方なら。
死ぬほどよくご存知でしょう。

 

バ・レンタインデイ。

 

こんなくだらない日が。
どうか1日でも早く。
この世からなくなりますように・・・。

 

アーメン。

 

 

かつやへ来ました。
ターゲットは現在限定で出しているメニュー、”デミグラスメンチカツ丼”。

 

提供が始まったら即行食べに行こうと思いつつ。
また今度、また今度と先延ばしし続けた結果。
気が付いたら2月中旬。

 

ええ加減行かねばと、飛び込んだのです。

 

と言う事で、かつやにて。
限定の”デミグラスメンチカツ丼”。
大盛り。
食べたおします。

 

 

メンチカツは2枚。

 

粗いパン粉で揚げられた衣はサクサク食感。
パキパキパキ！と音を立てながら、小気味よく砕けていく。

 

中にはむっちりと詰まった豚肉ミンチ。
こ～れがも～とろんとろん♪
口の中でゆる～んと溶けて液化する。

 

味わい甘くて。
脂の甘みがどろどろと舌の上を流れ、濃密なうま味がぐんぐんと膨らんで。
贅沢な美味しさがどば！どば！と湧き返る。

 

デミグラスソースもいい仕事してますね。
ずっしりしたお肉の重さを、スパイスの香味がぴっと持ち上げて。
メンチカツだけで食べるよりも、味わいの奥行が断然変わる。

 

 

そのメンチカツをごはんと一緒に頬張る。

 

デミグラスソースのたっぷりとふりかかったごはんは、甘くて、そしてスパイシーで。
もうこれだけでどんぶり一杯イケそうなくらいの美味しさ（笑）。

 

でもここに更にメンチカツが加わる訳ですよ。

 

とろっとろの豚肉ミンチと、炊き立てのみずみずしいごはん。
この両者の相性の良さと言ったら！

 

噛み進むごとにうま味が溶け合い。
デミグラスソースの酸味が生き生きと伸び。
味の深みがじわじわと増していく。

 

タ・マ・ン・ネ♪

 

最後はひたすら頬張って。
ごはんひと粒残さず食べ切って。

 

完食。

 

今日も美味しくいただきました。
かつやのデミグラスメンチカツ丼。

 

ただひとつ失敗したのが。
キャベツ。

 

わたくしバカなので、このキャベツを真っ先に片付けちゃったのですが。
おかげで後半、味が鈍重になり、ダレてしまいました。
このキャベツは前半スルーし、後半戦の舌のリフレッシュ用に使うのが。
より美味しくいただける方法と思います、多分。

 

今から食べる予定の人は、なんとなーく気に留めておいてください。

 

さて。
次回の限定メニューは”増し増しやさいのチキンカツ丼”。

 

チキンカツの上に山盛りのキャベツタワー。
明らかに二郎系を意識したこのビジュアル。
必殺「天地返し」でもかましたりましょかね？（笑）

 

また来ます。

 

ごちそうさま。

 

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