甲子園ヒーロー揚げ

寒かったり、暖かかったり。

寒暖の激しい日が続いてます。

 

本当ならね、真冬なんだから。

毎日もっと寒いのが普通なんだけど。

地球温暖化の影響か、異様に暖かい日が多い。

 

わたくし雪国育ちなので。

子供の頃はそりゃーもー雪かきが大変でした。

とーちゃんとスコップかついで、一輪車引いて。

山のような雪を掘り起こしては、運んでました。

 

まー雪がない方が生活しやすいっちゃ生活しやすいんだけど。

あるはずのものがないってのは、なんか不気味だわね。

 

我々世代でコレなんだから。

今の子供たちが大人になった時は、地球、どうなってるんでしょうね？

資源もどんどんなくなるし。

 

「今」が大事か、「未来」が大事か。

人類永遠のテーマですね。

 

 

ま。

 

とりあえず。

 

難しい話は置いといて。

 

食いましょう（笑）。

 

 

はい、本日は”甲子園ヒーロー揚げ”。

 

なんじゃそりゃ？って感じですが。

地元では結構名が通っているらしく。

ご当地唐揚げってことらしいですね。

 

どこか特定の業者なりお店が独占しているものではなく。

複数のお店がこの名前で、各々のアレンジで唐揚げを提供しているそうです。

地域興しの意味合いもあるんだとか。

 

それぞれのお店がそれぞれの味付けで”甲子園ヒーロー揚げ”を作り。

それぞれが「自分の店のが一番美味い！」と言い張ってるとのことで。

 

なんか関西人らしい（笑）。

 

今回買ってきた味は2種類。

手前のタルタルソースが乗ってるのが「チキン南蛮」、奥が「にんにくしょうゆ」。

 

それでは甲子園ヒーロー揚げ。

早速、食べたおしましょう！

 

 

まずは”にんにくしょうゆ”。
付属のにんにく醤油タレにべちゃりと浸してかぶりつく。

 

衣はカリカリ。
パキンパキンと砕ける感触が実にダイナミック。

 

中のお肉は柔らか～く。
特に温めてないですが。
肉が固まってなくて、ちゃんと柔らかく、そして粘りもしっかり。

 

うま味のノリもいいですね。
お肉の豊潤な味わいがじわじわと湧き出して。
そこににんにく醤油タレがキリっとした塩味と薬味的な植物感を付ける。

 

後味には、ほんの～りとした脂の甘みが膨らむ。

 

 

続いてチキン南蛮。

 

カリカリの衣にどっぺりと塗られたタルタルソース。
粘着質な玉子の甘みが、鶏肉の味を甘く甘く太らせる。

 

酢がいい感じに効いてますね。
シャープな酸味がぴっと走り、味の線を真っ直ぐに引っ張る。
そしてタルタルソースの重たい甘みを、軽快に持ち上げる。

 

酸味と甘みがバランスした、実に躍動感のある味わい。

 

 

はい、ココで恒例のビールさん登場。
本日はキリンの一番搾り。

 

早速プルタブを開けてぐびりとひと飲み。

 

さらりと流れ込む、泡。
滑らかな質感でするりと喉の奥まで滑っていく。

 

植物感が実に爽快ですね。
エキゾチックなハーブ香がさわ～っと鼻を撫で、心地よく余韻を伸ばしていく。

 

しみ渡るわ～～ぁ～♪♪

 

 

では甲子園ヒーロー揚げをかぶり、ビールをぐびり。

 

鶏肉のうま味がゆったりと口の中を埋め。
衣の香ばしさがバリっと立ち上がる。
そこにビールがざばりと流れ込む。

 

や～イイね～♪♪

 

お肉の豊かな美味しさ。
ビールの清々しい植物香。
それらが溶け合い混ざり合い。
味の伸びがぐんぐんと増していく。

 

さらに炭酸の泡がぴちぴちと弾け。
美味しさの躍動感をぐっと高める。

 

これはね～♪
止まらんね～♪

 

本来は甲子園球場行ってこれ食べながら野球の応援をするのですが。

はっきり言ってね。
これとビールさえあれば。
野球別にどうでもいいですわ（笑）。

 

深夜、独り。
甲子園ヒーロー揚げをかぶり、ビールをぐびぐび飲みながら。
幸せ～な酔っ払いタイムを楽しむ。

 

んまぁい♪

 

ごちそうさま。

 

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