ミスタードーナツ　スティックパイアップル＆フランクパイ

ある日。
ラジオ体操を終えて家に帰ってきたチビから、突然呼び出しを喰らう。

 

チビ：「おとーさーん！おとーさーん！」
たみ：「なんやー？」
チビ：「おとーさーん！ちょっと来てー！」
たみ：「なんや一体？」

 

玄関に出てみると、チャリの前で困り顔のチビ。

 

チビ：「自転車パンクしたー。」
たみ：「あー？？」

 

確かに前タイヤがふかふか。
一応空気を入れてみるが、エンドレスに空気が入り続ける。
こりゃアカン。

 

と言う訳で、昼ご飯を食べた後、自転車を車に積んでイオンへ。
パンク修理を依頼すると、30分程したら取りに来てくれと言われる。

 

30分。
どーしよ？

 

 

という流れからのミスタードーナツ。

 

下手におもちゃ売り場とかに連れていくと大変危険。
「このゲーム欲しいスイッチ」なんか入った日にゃーもー面倒でしょうがない。
ミスタードーナツはお父さんにとって大変安全なエリアなのである。

 

オーダーは”スティックパイアップル”と”フランクパイ”。
飲み物は”山ぶどうスカッシュ”。

 

チビは”ゴールデンチョコレート”と”何か”（←名前不明）。
飲み物はメロンソーダ。

 

さ、それでは午後のくつろぎのひと時。
実は昼ごはんに二郎系のラーメン食ってきたばっかで腹パンパンなのですが。
容赦なしにドーナツ×2個、食べたおします。

 

 

まずはスティックパイアップル。

 

生地はさくさく。
薄い衣が何層にも重なり、最深部はちょっとクリーム状。
かぶりついた時にパリパリと砕ける感覚が実に小気味よい。

 

中にはリンゴジャム。
小粒の果肉を含んだジャムは、じゃくじゃくの歯応え。
果糖の清々しい甘みと、キレのあるリンゴ酸が実に爽快で。
バターの太い甘みが後味にゆったりとした重みを残す。

 

 

フランクパイ。

 

こちらはスティックアップルパイよりも目の詰まった生地。
歯応えもやや硬め。

 

中のソーセージは肉感たっぷりで。
香ばしい肉汁が味のボリュームをどん！と膨らませる。

 

少量ケチャップも塗り込まれており。
トマトの酸味がお肉のうま味に、みずみずしいアクセントを添える。

 

 

山ぶどうスカッシュ。

 

ストローでちゅっと吸い上げると、ぶどうの生き生きとした風味がいきなり口の中に飛び込む。

 

レモン酸かな？クエン酸かな？
真っ直ぐにぴっと走る酸味の奥に、ぶどう由来の澄み切った甘み。
冷蔵庫で冷え冷えにしたぶどうにそのまま吸い付いたような、リアルな果実感。

 

しゅわしゅわと弾ける炭酸の具合もまた心地よく。
喉の奥を清々しく洗い上げる。

 

こうしてまた～りと30分を過ごす。
何にも考えずに真昼間から甘い物をパクつく、この贅沢感。
これを至福と言うのだ～～～♪♪

 

この後、パンク修理の終わった自転車を回収して家路に着く。
閉め切った家の中は、夏の日差しで灼熱の地獄へと変貌していました（笑）。

 

ごちそうさま。

 

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