キリン 一番搾り スタンダード×小麦のうまみ 飲み比べ

わたしゃどんくさくてね。
思えば子供のころからどんくさかった。

 

特に勉強ができた訳でもなく。
走ればビリ。
何をやっても要領が悪くて。
人が１の手間でやる事を２倍も３倍も時間かけてやって。

 

本当にどんくさかった。

 

子供の頃どんくさいと、大人になってもどんくさいわね。
未だにどんくさい。
何をやってもダメ。
ダメダメ。

 

40年以上生きてきて、気づいたら、ありゃ？、八方ふさがり。
どうすりぇエエんじゃ？

 

あーーー・・・。

 

せめて宝くじでも当たらんかいのー・・。

 

宝くじ。
この発想が既にどんくさい・・凹。

 

 

はい、飲み比べネタ二連発。

今回は一番搾りのスタンダードと小麦のうまみの飲み比べ。

 

これは賞味期限切れてないですよ（笑）。

先週買ってきたばっかのヤツです。

 

小麦のうまみはパッケージの上に「限定醸造」って書いてあるから、数量限定なんでしょうかね？

多分今しか飲めない一番搾り。

通常品であるスタンダードとどう違うのか？

検証です。

 

それでは一番搾りスタンダード×小麦のうまみ、その違いを探りつつ、飲みたおします。

 

 

色の違いは御覧の通り。

 

小麦のうまみの方が色が濃い目ですね。

多分小麦のうまみに使ってる麦芽は強めに焙煎されてるって事だと思うんですけど。

まあわたしゃキリンの関係者じゃないので、詳しいトコロはよー分からんです。

 

ではいよいよ味比べ。

 

 

先手、一番搾りスタンダード。

 

色は澄んだゴールド。
まぶしい程の美しい照り。

 

焼けたパンの香りに、ナッツ、白い花、ジャスミン、オレンジなどの香り。
すきっとした抜けるような印象。

 

アタックから清々しい香味がさっと走り。
淡い麦のうま味が、優しく口の中を撫でる。

 

ホップの苦みは控え目で。
透き通るようなクリア感が、まさに一番搾り！

 

 

後手、一番搾り小麦のうまみ。

 

色はスタンダードに比べて強め。
よりゴールドに近い色調。

 

香りもよりインパクトがあり。
力強い焼けたパンの香りの中に、蜂蜜、そして貴腐香に似た香りも混ざる。

 

アタックからぴっと切れ込んでくる酸味。
一番搾りとしてのクリア感を維持しつつも、すこし苦みが強めで、ハードな口当たり。

 

金属的なミネラル感がキリリと後味に走り。
淡い香味がゆっくりと喉の奥に落ちていく。

 

 

本日のおつまみはこちらになります。

カツオのたたき。

 

むふふ♪

大好物なのよぉ～ん♪♪

 

 

カツオのたたきを、わさび醤油にちょこんと浸してぱくり。

 

潮の香りがすー・・と鼻を通り、その後をわさびのハーブ香が追いかける。
身は柔らかく、舌の上でしっとりと溶け落ちていく。

 

その身からゆるりと湧き出す豊かなうま味。
脂の乗った身はとろけるような味わいで。
醤油の香ばしさと交わりながら、みずみずしい美味しさで口の中を満たしていく。

 

 

ではカツオのたたきをひと切れ、しっとりとしたうま味を舌に乗せてからビールをぐびり。

 

溶け出すカツオの味わいがぴちぴちと踊り。
脂の甘みがゆっくりと口中を舐め回す。

 

そこにビールの香ばしさが加わり。
味わいの鮮度感がぐんと伸びを増していく。

 

爽やかに駆け抜ける麦のうま味とカツオの甘み。
しゅわりと喉を撫でる炭酸がまた、美味しさの躍動感を一層高める。

 

うん、美味かったね！
一番搾り兄弟＋カツオのたたき。
こんな贅沢な組み合わせはない！

 

ただどっちがよりカツオのたたきに合うかと言えば、これはもう断然スタンダードでしたね。

 

小麦のうまみは味が太いので、鮮度感の高い繊細な食材よりも、揚げものとか肉類向き。
その点スタンダードの一番搾りは味がスマートな分、生魚にぴったり。
違和感なくさっぱりと馴染み合う。

 

別にそんなにこだわる必要もないけど（笑）。

 

 

ごちそうさま。

 

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