鯖の丸焼き

子供の頃は釣りが趣味でした、
友達と連れ立って、よく釣りに出かけたものでした。

 

海より山が好きで。

 

朝、日の出前に集合して。
自転車で山を登って。
リュック背負って釣竿片手に、魚を釣りながらざぶざぶと川の中を移動。

 

午前中で釣りは終了。
お昼になると釣れなくなるので。

 

釣り道具は一旦横に置いて、今度は河原で焚き火。
釣った魚をその場で焼いて食べる。

 

美味しかったな～。

 

もう昔の話なので、釣り道具は全部捨てちゃったけど。
また行きたいな。
チビ連れて行ってこようかな？

 

 

今日はこんなん買ってきました。
鯖の丸焼き。
1匹丸々クシに刺して、こんがり焼きあげてあります。

 

ワイルドぉ～～♪♪

 

焼き立てじゃないので、少々身が硬く締まっちゃってるのが残念ですが。
気にしない。
文明の利器「でんしれんじ」で温めてーー（笑）、がぶりと食べたおします。

 

 

身はほっくり。
さばさばしてて、ちょっとジューシーさに欠ける感じ。
もっと脂がどろっと湧き出すくらいのが好きなんですが、焼いて時間経ってるんで仕方ないですね。

 

後味にほんのり鼻をくすぐる潮の香り。
ミネラル感満点の海の味が、しっとりと口の中に残る。

 

 

この鯖の身をごはんといっしょに頬張る。

 

つやつや光る、粘り豊かなごはん。
ぎゅっと噛むと、澄んだおつゆがさらりと湧き出す。
と同時に、鯖の身からも濃厚な味がしみ出してくる。

 

ごはんの水分によって、鯖のうま味が溶け出るんですね。
鯖単体で食べた時とは全く違う味の伸び。
ごはんの甘みと混ざり合いながら、沸き返るようなうま味が口の中を埋め尽くす。

 

いや、美味いわ鯖。
やっぱ魚LOVEっす♪

 

 

後は身をむしって、むしって。
ごはんと一緒にモグモグ・・もぐもぐ・・。

 

ひと噛みごとに湧き出る幸せがフォーエバーにワンダーランド♪

 

びば！さば！

 

 

ごちそうさま。

 

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