ます寿司ジャーキー

最近すっかり暖かくなって。
ずいぶん過ごしやすくなりました。

 

夜も寒くなく。
もう真冬みたいに、ぶ厚い布団ごっぼりかぶってなくても快適に寝られる。

 

でもこうなるとね、暴れるんですよ、うちのチビ。
冬布団が寝苦しいでしょうね。
ばーんと蹴り飛ばす。
寝ながら。

 

そしてそのキックが。
寝ぼけてわたしめがけて飛んでくる事があるんですよ。
恐怖ですよ。

 

想像してみてください。

 

夜中寝ている。
すやすや寝ている。
そこに突然、何の前触れもなく、強烈なキックがみぞおちにズドーーーン！！！

 

数分間の悶絶・・・。

 

 

我が子とは言え。
コイツぶっ飛ばしたろうかと。
真剣に思う瞬間です。

 

 

今回はコイツです。

”ます寿司ジャーキー”。

 

なんじゃソリャ？？と。

つまりまーアレですな。

ます寿司を作る時に出てきた鱒の身の切り落としを乾燥させてジャーキーにしたと。

多分そういう代物です。

 

わたしゃ乾きモノ大好きなので。

こんなん見つけたら買わにゃおれんのよ！

 

と言う事で、ます寿司ジャーキー。

噛み噛み噛み～～～っと食べたおします。

 

 

ます寿司ジャーキーをひと切れ。

 

乾燥してますね。
ジャーキーなのでね。
食感ぱさぱさ。

 

そのまましばらく噛み噛み噛み噛み・・・・・噛み。
ちょっとずつ、ちょっとずつ出てくる魚の味。
唾液で身が湿るに従って、ようやく味が出てくる感じ。

 

終盤になってじわじわと濃くなっていく魚の味。
磯の香り、潮の香りもふつふつと沸き立ってくる。
うん、確かにこりゃ鱒の味だ（笑）。

 

 

当然出てくる訳です、ビールさん。

ここで彼が登場しないなんてありえません。

 

ちゅうかいつもワンパターンでスミマセン（笑）。

 

ではスーパードライをひと口。

 

シャキっと口の中を走るミネラル感。
金属質な香味が真っ直ぐに駆け抜ける。

 

麦の味もシャープで。
カッターナイフでスパっと切ったような飲み口。

 

後味にはホップの清々しい風味。
澄み切った植物香が鼻の奥を心地よく撫でる。

 

 

それではます寿司ジャーキーをひと切れ。
しっかり噛み噛みして鱒の身の味がしっかり出てきたタイミングで、スーパードライをぐびり。

 

ビールに魚の身のエキスが溶け出すからですかね？
磯の香りがぱっと沸き立つ。
まるで潮風に吹かれているかのような、リアルな感覚。

 

ビールでほぐされた鱒の身は、さらに味の伸びを加速させ。
凝縮された味わいがぐんぐんと膨らみを増していく。

 

鱒から湧き出る潮の香りと、ビールの植物香とのフィット感もいいですね。
違和感なくピタリと噛み合い。
充実した余韻を喉の奥に残す。

 

いん～～～や、こりゃウマイわ♪

 

 

後はます寿司ジャーキーかじって、かじって。

ビールを飲んで、飲んで。

楽しいひと時を心行くまで堪能。

 

これいいね、マジで！

明日は日本酒と一緒に食べてみよう。

 

 

ごちそうさま。

 

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