ポークハンバーグ

昔、ワインについて随分勉強しました。
何十冊も本を読んで、読んで、読み返して。
年間100本以上のワインを飲んで。
テイスティングレポートを書いたり。
生産者について調べたり。

 

まあそれはそれで楽しいんだけど。
本来のワインの楽しみ方はソコじゃない。
もっとシンプル。

 

飲んで美味いか？そうでないか？
それだけ。
それが散々あーだこーだやって、最終的にたどり着いた結論。

 

あとはどれだけ面白がれるか。
ワインに舌をひたして、味わいを堪能して、声を聴いて、そこに表現された世界観を見る。

そしてその違いと個性を楽しむ。

 

でもそれって特別ワインに限ったことじゃない。
ワイン以外の飲み物も、もちろん食べ物も同じ。
目の前にある物に、どこまで面白さを感じられるか？
その感性。
それが大事。

 

これからも色々な物を食べながら、飲みながら。
その面白さを感じ取り、伝えていく事ができたらなー、なんて思っています。

 

 

さあ、今回はポークハンバーグでございまス。
豚ちゃんハンバーグね。
ビーフでも合挽きでもなく。

 

よくよく考えたら、わたしハンバーグってあんまり食べんですね。
なんででしょうね？
大好きなんだけど。

 

それではピッグ、ポーク、豚ちゃんハンバーグ、ぶひっ！ぶひっ！と食べたおします。

 

 

肉質むっちり。
軽く噛むだけで、挽肉がぽろぽろと崩れてくる。
粘り豊か、伸びのある食感。

 

こちら煮込みハンバーグなのでね。
焼きハンバーグのような香ばしさはないけど、その分味わいが滑らかで、深みがあって。
うま味がゆっくりと落ちてくる。

 

デミグラスソースがニクイですね。
コクと重量感のある力強い美味しさ。
お肉の味をボリューミーにどん！と膨らませてくれる。

 

 

そのハンバーグをごはんと一緒に頬張る。

 

しっとり柔らかな炊き立てごはん。
伸びのいいほろほろのお肉。
噛み込むごとに溶け合い、混ざり合い。
見事に食感が一体化していく。

 

味の融合感もいいですね。
ごはんのみずみずし甘みと、お肉の深いうま味。
お互いがお互いの美味しさを引き出し合いながら、味の広がりをどんどん大きくしていく。

 

ああ～～ハンバーグぅ～♪♪

 

ごはんをどんぶり一杯。
ハンバーグ×２個。
ぺろんと完食。

 

朝ごはんだったので、ハンバーグ１個にしとくつもりだったんだけど。
止まりませんでした。

 

美味しいものはネバー・ストップ！なのです（笑）。

 

 

ごちそうさま。

 

自宅の最新記事一覧