Rene Cacheux et Fils Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots 2005

最近ぽかぽかと温かくなり。
快適な寝落ちができる季節となってまいりました。

 

実際ここ三日間、布団の上で寝てないし。
朝目が覚めたら、オン・ザ・床だし。

 

もー疲れ取れない！取れない！

 

今日こそは布団の上で寝たいなと思ってますが。
果たして力尽きずに布団までたどり着くことができるのか？

 

まー無理でしょうけど。
きっと今日も寝落ち。

 

次に目が覚めた時は、床の上じゃなく、雲の上かもしれない・・・。

 

[Rene Cacheux et Fils Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots 2005]
ルネ・カシュー・エ・フィス
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

 

ワインです。

ブルゴーニュワイン。

ヴォーヌ・ロマネ村の1級畑レ・スショ。

 

作り手はルネ・カシュー・エ・フィス。

やはりヴォーヌ・ロマネ村を本拠とする生産者だそうです。

 

ブルゴーニュワインは大まかに地域名→村名→畑名の順に格付けされており。

畑名のワインが最上級。

その畑がさらに格付けされてて、級ナシ→1級（プルミエ・クリュ）→特級（グラン・クリュ）の三段階。

ここにさらに生産者のネームバリューが加わる。

特級クラスでも、無名の生産者だとまあ相場より安く売ってたりするし。

逆に有名どころは級ナシ畑でもいいお値段するし。

その見極めがなかなかに難しい。

 

と言う事で上手に買うコツは”難しく考えない”。

これに尽きる（笑）。

 

ではルネ・カシュー・エ・フィスのヴォーヌ・ロマネ。

なぁ～～んも考えんと、ぼさ～～～と飲みたおします。

 

 

色は少しレンガ色の混じったダークレッド。
キラキラと健全な色つや。

 

レッドフルーツの生き生きとした香りに、シガーなどの煙燻香やミントなどのハーブ香、ライムなどの柑橘類の香り。
ヨード系のミネラル香も少し混ざる。
香量は微弱、閉じた感じ。

 

アタックには清々しい果実のニュアンス。
舌の上をさらりと水のように流れる。

 

続いてフルーツの風味が大きく膨らむ。
澄み切ったぶどうの味わい。

 

酸味がいいですね。
ぴちぴちしてて。
味わいの鮮度感を大きく引き立たたせてくれる。

 

後味にじわっと出てくるタンニンの収斂味。
ワインの風味をきりっとまとめ上げ、余韻をきれいに引き締める。

 

 

本日のおつまみ。

チーズ。

ウォッシュタイプですな。

 

さすがウォッシュ。

臭いが強烈で。

濃厚な発酵臭がぶわわ～っと立ち昇る。

 

わたしねー。

こういうクセの強いチーズねー。

 

大好きです♪（笑）

 

さ、ではとりあえずチーズくん、単独でいただきましょう。

 

 

舌触り滑らか。
しっとりと吸いつくような質感。

 

そのまま口内熱で溶けるに従い、ミルクの濃厚な味わいが湧き上がってくる。
優しく、濃厚な甘み。

 

塩味がちょっと強め。
ミルクの甘みを引き締めながら、味わいにミネラリーな硬質感を与える。

 

後味には凝縮した香り。
ウォッシュ特有の発酵臭が、かぶさるように鼻の奥まで香り立つ。

 

 

ではチーズをひと欠片、しっかりと口の中で溶かしてからワインをちびり。

 

繊細なワインに対して、濃厚×パワフルなチーズ。
ちょっとパワーバランス的にミスマッチ。
完全にワインが押し負けてる感じですね。

 

味わいのボリュームもチーズが圧倒してて。
強めの塩気が、ワインの生き生きとした果実味を隠してしまう。

 

今回のチーズはちょっとピノ・ノワール向きじゃなかったかもしれないですね。
もう少し優しいタッチのものをセレクトした方が、お互いの良さを引き出せたのかも？

 

しかし！

難しく考えなーい。（笑）

 

飲みましょ♪

食べましょ♪

深く考えずに楽しみましょう～～♪♪

 

 

ごちそうさま。

 

自宅の最新記事一覧