お好み焼き

昨日テレビで霊が見える人みたいな番組をやってて。

それを固唾を飲んでじ・・・・と見入るチビ。

 

普段はね、うるさいんですよ。

テレビ見ながら、あーだこーだとぺっちゃらぺっちゃらしゃべる。

でもこの日だけは何もしゃべらず、黙ってじ・・・と見てる。

 

怖いのね、きっと（笑）。

 

面白いから横から茶化す。

 

「ほら、後ろに何かおるぞ！」

「おとーさんもなー、実は見えるんだよ、お化け。」

「お前も大人になったら見えるぞー、怖いぞー。」

 

と、突然・・・！！！！！

 

 

 

しばかれました（汗）。

 

お化けよりお前の方が怖い・・。

 

 

はい、お好み焼きです。

日本人の魂、お好み焼き。

 

その起源は安土桃山時代にまで遡ると言われ、まさに日本人の魂によって磨かれてきたジャパニーズ・ソウル・フード。

長い長い歴史の中で、さまざまな変遷をたどり、今の形に行きついたのです。

 

んーーー深いぞ！お好み焼き！！

 

そんな和の極味お好み焼き、侍スピリッツにてぱっくんバクバク食べたおします。

 

 

お好み焼きを一切れ。

 

しっかりと詰まった小麦の味。
なかなかに重みのある味わい。

 

キャベツもたっぷり使われてて。
ざくりざくりと噛み砕く感触がなんとも小気味よい。

 

そこに絡む甘辛いソース。
スパイスの効いたソースが味わいに刺激的なニュアンスを与えます。

 

具材は豚バラ肉＆イカ。

 

ちょっと大ぶりの豚肉はカリカリに焼かれていて、ハードな食味。
オイリーな豚の味がどっしりと乗っかってくる。

 

イカは大きめのザク切りで、ぐにんと元気な弾力感。
ひと噛みごとに磯の香りが湧き上がり、控え目な甘みがしっとりとしみ出す。

 

 

はい、当然出てくるヨ、ビール♪

 

本日はキリンの一番搾り。

繊細な香味が清々しい、働き盛りの中年のおっさん御用達ビール。

 

早速ぐびり。

 

軽快な口当たりから、植物系の青い香味がさーっと喉の奥まで伸びていく。
何とも言えない清々しさ。
後から鼻に抜けるグラッシーな香気がもーたまんないですね！

 

 

ではお好み焼きをひと口、そしてビールをぐびり。

 

ビールで洗い流されるお好み焼きのスパイス。
後に残るのは小麦の甘み。
濃厚だけど、でもすきっと澄んだ甘みは実にきれい。

 

豚肉との相性が特にいいですね。
ビールに豚の脂が溶け出すのか、お肉の味の伸びが断然変わってくる。
ゆったりと広がる味わい。
いつまでも持続する滑らかなうま味。

 

もぉーーーこたえられん！

 

日本の魂お好み焼きと、西洋の食文化ビィィィルの融合。

現代だから楽しめる、この夢のコラボレーション。

 

ああ、今と言う時代に生まれて良かった・・・。

 

では今宵もぐいぐいバクバクと遠慮なく！

 

 

ごちそうさま。

 

自宅の最新記事一覧