店主たみこの食べたおし的食日記

Domaine Arlaud Chambolle-Musigny 1er Cru Les Noirots 2006

2015年02月23日

Domaine Arlaud Chambolle-Musigny 1er Cru Les Noirots 2006


ちょいと膝を痛めましてね。

 

立ち仕事なんですよ。
1日10時間くらい立ってます。
何もしてなくてもただそれだけで結構疲れるんですが。
それが休みなしで毎日続く訳です。
20連勤とか、30連勤とか、60連勤とか。
そりゃ疲労も蓄積しますわね。

 

で、結局膝を痛めて。

 

と言っても仕事休む訳にはいかないので、薬局行って膝サポーター買ってきたんですよ。
まあ気休め程度と思って。

 

そしたらね、コレが効くんですよ。
付けてると1日が終わった後の疲労感が全然違う。
驚きましたね。

 

3週間ほど使用してたら、まあほぼ膝痛は収まって。
今は日によってサポーター付けたり、付けなかったり。

 

替えのないたったひとつの体ですからね。
大事にしないと。
まあなんとか無理のないように頑張っていきます。

 

ドメーヌ・アルロー プルミエ・クリュ レ・ノワロ 2006

[Domaine Arlaud Chambolle-Musigny 1er Cru Les Noirots 2006]
ドメーヌ・アルロー プルミエ・クリュ レ・ノワロ

 

さて、今回は不人気の(笑)ワインネタ。

ブルゴーニュワインです。

 

久しぶりねブルゴーニュワイン飲むの。

正直コストパフォーマンス悪いからね。

高いお金出せばそりゃ世界トップレベルのワインが楽しめるんだけど。

1000~2000円台のデイリーワインだと、まあそこそこのワインしかなく。

それならチリとか南フランスのワイン飲もうという発想になり。

いつもスルー。

 

こいつはかなり前に買って、ずっと押し入れに眠ってたヤツです。

確か福箱の格安セットの中に入ってて。

だから単品価格は不明。

これだけで買うとまあまあいい値段するはず。

たまにはご褒美ワインもいいだろと引っ張り出してきました。

 

なんのご褒美か分からんけどね(笑)。

 

さ、本日はインフレ止まらないよ~もっと値段下がっておくれ~・・なブルゴーニュワイン、飲みたおします。

 

Domaine Arlaud Chambolle-Musigny 1er Cru Les Noirots 2006 外観

 

ブルゴーニュワインなので今回は大ぶりのグラスで。

チューリップ型でないのはご愛嬌(笑)。

 

がっつり退色入ってますね。
色はアンバー。
でも健全な照りはあって、コンディションは問題なし。

 

チェリーなどの赤い果実香を中心に、シナモンやコショウ、バニラ、スミレなど、複雑多彩な香りが次々と顔をのぞかせる。
フレッシュな果実のトーンが支配的で、腐葉土などの熟成香は不思議とほとんど出てこない。

 

アタックにはぶどうの甘み。
すきっとしたクリアで澄み切った甘み。

 

中盤に至っても切れのいい爽やかな果実味が真っ直ぐに伸び、さらりさらりと喉へ流れ込んでいく。
ビロードのようなしなやかな飲み心地。

 

後味には静かな余韻。
す・・・っと消えゆくように味わいが霧散していき、遅れてしっとりとした果実の風味がふつふつと長く細く続いていく。

 


いや、いいねー。
すごくフェミニンで。
これだけ年数が経っても全く鮮度感を失ってなくて。
もう上品さがケタ違い。
上質な大人のレディーって感じ。

 

伍魚福とんトロスモーク

 

はい、本日のおつまみはこちらです。

伍魚福の”とんトロスモーク”。

 

わたしゃこんなん大好きで!

酒屋の店頭で見つけた瞬間、一目惚れズッキューーーン!でした。

 

しかもコイツ、ただのお肉じゃありません。

ご覧ください。

 

とんトロスモーク 裏ラベル

[賞味期限 2015.2.2]

 

必殺の賞味期限切れ。

またやっちゃいましたー・・・。

 

買ってきたらさっさと食えという感じですが。

とりあえず冷蔵庫に放り込んだら安心しちゃうんですね。

で、だらだら放置のまま賞味期限が過ぎて。

いつもこの調子です。

 

しかし!

大丈夫です。

気合いがあれば。

賞味期限切れの商品を美味しく楽しむコツは”気合い”、コレです。

 

とりあえず開けてみましょう。

 

とんトロスモーク

 

ま、こんな感じね。

あんま量はないね。

 

肉肌はつやつやと美しい照り。

よし!食える!

絶対食える!

 

と気合い入れて食う。

 

とんトロスモークをひと口

 

肉質硬いような柔らかいような(笑)。
ざくっとした食感、でも歯切れがよくさくさくと噛み砕けていく。
その一方で柔らかな弾力感もあって、なんとも不思議な噛み心地。

 

味わいすっきり。
豚肉独特の脂ぎったドロドロ感が全くなくて。
脂のうま味が高純度に湧き出してくる。
雑味のないピュアな肉汁。
思わず身体が震えるような透明感。

 

これ美味いな。

品質問題ナシ。

全然現役(?)です!

 

とんトロスモークとドメーヌ・アルロー プルミエ・クリュ レ・ノワロ 2006

 

ではとんトロをひとかじり、しっかりと脂のうま味を楽しんだタイミングでワインをぐびり。

 

豚肉にさらりと絡むワイン。
まるでフルーツソースのように違和感なく馴染む。

 

とんトロ→純、ワイン→純。
ものすごく味の性質が似てるんですよ、偶然ですけど。
もー合う!合う!

 

とんトロのすきっとしたうま味で舌を洗い。
ワインの清々しい果実味でさらに味を磨き上げる。
まるで夏の雨上がりの朝のような涼しげな緊張感がピンと走って。
しっとりと澄んだ余韻がいつまでも口の中を漂う。

 

いや~~コラたまらんですわ~♪

 

 

そのままとんトロかじる→ワインをぐびり、とんトロかじる→ワインをぐびり。

至福な時間を心行くまで堪能。

美味しいものを楽しむって幸せ~~♪♪

 

ドメーヌ・アルロー プルミエ・クリュ レ・ノワロ 2006ととんトロスモーク

 

ごちそうさま。





 

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