銀たら味噌漬け

もうね、フラフラとヘロヘロの狭間にいます。
毎日が意識朦朧。

 

例えばね、目の前に生命限界の境界線があるとして。
それを一歩踏み越え、もう一歩進み、おっと危ないと三歩下がって、慌てて二歩進んだような、そんな場所。

 

なんか体重いし。
力出んし。
真っ直ぐ歩けんし。

 

せめて美味しいもの食べて、残された生きている時間を過ごしたいと思います。

 

 

とか言いながら、まだあと100年くらい生きてるかもしれないけど（笑）。

 

 

今日は銀たら買ってきました。
味噌漬けね。

 

赤魚、青魚、白肴、みんな大好き♪
刺身、焼き魚、煮魚、みんな大好き♪

 

サ・カ・ナ・LOVE♪です。

 

早速オーブンでじりじり焼きます。

 

 

はい、焼けました。

 

焼き上がりまで待つこと、待つこと、待つこと、20分。
部屋に立ち込める脂の焼ける香り。
こみ上げる唾液。

 

耐える！
ひたすら耐える！

 

そんな20分。

 

さ、もう我慢の限界！！！

おーーーーもいっ切り食べたおしまーーす！！！

 

 

身は脂でつるつる。
しっとりを通り越して、もう液体のような質感。
お肉と脂が完全に一体化して、とろろ～と濃密に舌を舐める。

 

甘ぁ！
旨ぁ！

 

お肉の脂というよりも、蜂蜜のような甘さ。
強烈なうま味がねとり・・ねとり・・と口の中を流れていく。

 

人生最後の日は、この脂の中で溺れて死にたい・・（笑）。

 

 

続いてごはんといっしょにばっくり頬張る。

 

じゅわっと湧き出す炊き立てごはんの水分。
澄んだ甘みがさらりと口の中を洗って。
そこに銀たらの甘みがとろりと交わる。

 

もうね、口の中は甘み×うま味×甘み×うま味！！

 

くちゃ・・くちゃ・・と噛み込むごとに、さらに味わいが増していく。
口から溢れ出すほどのボリューム感、贅沢感、満足感。

 

何もいらない。
白いごはんとこんがり焼いた銀たら、この二つを口いっぱい頬張るだけでそれでいい。
それだけでもう極上！！

 

この銀たらひと切れだけで、ごはんどんぶり二杯をぺろりと完食。
いくらでも食べられますわ、コレわ。

 

ああ、幸せ♪

 

 

ごちそうさま！

 

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