手羽＆鶏唐揚げ

歳を取ると体が硬くなりますね。
ほんのささいな動作が億劫で。

 

特に困るのが物を拾う時。
「よっこらしょ・・」と掛け声掛けて体をかがめる。

 

歳を取ったなと感じる瞬間です。

 

こうしてどんどん老いていくのですね。
果たしてあと何年生きていられるのか？

 

取りあえず生きてる内に、美味いもの食えるだけ食っとこう・・。

 

 

はい、大好きな鶏の唐揚げ。

左から順番に手羽、唐揚げ、唐揚げの甘酢がけです。

 

このコレステロールと油の塊が～～～♪♪

悪魔に美味いのです（笑）。

 

それでは大好物の鶏唐、ぱくんぱくんと食べたおします。

 

 

まずは手羽をがぶり。

 

肉質みっちり。
伸びのある食感。

 

肉汁は少なめですね。
ちょっとパサ系。

 

ただ皮は猛烈に美味くて。
うま味たっぷりの脂がどろりと湧き出し、香ばしい香りがばっと沸き立つ。
噛めば噛むほど味の厚みが増していき、スパイスの香味がぴりぴりと後味を引き締める。

 

 

続いて唐揚げ。

 

衣はカリカリ。
ちょっと厚め。

 

お肉はなんだか硬め。
肉汁少なく、パサついた食味。

 

さっきの手羽もそうだったけど、どうもそういう鶏を使ってるみたいですね。
脂の少ない筋肉質な鶏。
わたしゃ鶏肉は肉質しっとり、肉汁どぼり、舌触りつるりが好きなんですが、ちょっとそういうスタイルじゃないですね。

 

 

最後に甘酢がけ。

 

厚い衣にたっぷりとしみ込んだ甘酢がなんとも甘くて酸っぱくて。
ぎゅっと噛むとお肉のうま味と溶け合って、ズ太い味をどばん！と出してくる。

 

お酢の酸味がいいですね。
唾液の分泌を誘って、噛み進むごとにどんどん甘みを増してくる。

 

後味にはほんのり苦み。
お酢の苦みですね。

 

 

ではここでビールちゃんの登場。
本日は”冬麒麟”。

 

もうこんなのが出てくる季節になっちゃったんですね。
季節の廻るのは早いもので。
いよいよ冬が始まるのかと思うと寒気がする～～！！

 

では冬麒麟をぐびり。

 

口当たりすっきり。

ちょっと水っぽい感じで、味の要素少なめ。
なんかこうガランと穴が空いたような飲み心地。

 

後味にふー・・と抜ける独特の香気。
植物系のすっきりとした風味が実に清々しい。

 

なんかえらいサッパリとしたビールですね。
ガッツン！系が好きな人には物足りないだろうけど、その辺はまあ好みの問題ですので。

 

 

では唐揚げぱくり、むっちむっちと噛み込んで鶏肉の味をしっかりと舌の上に溜める。
そこにビールを一気に流し込む。

 

あっ、ンま♪

 

鶏肉の香ばしさとビールの植物系の香味がざっと交わり、風味のボリュームを一気に広げる。
鶏肉はうま味の重量感をぐっと増して、ビールはその爽やかさをさらに膨らませる。
口いっぱいに広がるうま味の洪水。

 

あ゛あ゛あ゛ーーーーンま♪（笑）

 

 

こうして鶏の唐揚げ＋ビールで幸せタイムを独り楽しむ。

秋の夜はまだまだ長いぞよ。

 

 

ごちそうさま。

 

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