手羽先

某日夕刻。

仕事帰りにぶらぶらとデパ地下をブラつく。

 

特に目的はない。

単なる散歩。

別に何か買おうとも思っていない。

 

が、そこで運悪く（良く？）顔見知りのおばちゃんとハチ合わせる。

たまたまそこでやっていた手羽先屋さんの売り子のバイトにスポットで入っていたらしい。

 

雰囲気的に素通りもできず・・

 

[手羽先大人買い]

 

手羽先購入。

閉店前の半額だからと、無理矢理２パック買わされる。

 

いや、実は家にちゃんと食うモンあんねんと思いつつも、断るのもカドが立つ。

訳の分らんまま押し切られて購入。

 

さらにおばちゃんサービスしてくれて、手羽先もうひとパック買い物袋に追加で詰め込む。

合計3パック。

 

ど・ど・ど・どーしよー、この大量の手羽先・・・（汗）。

 

 

という流れで、家で１人手羽先パーティーと相成ったわけでございます。

ビールのお供には昨日封を切ったばっかのいかくんがまだたくさん残ってるんですがー！

 

参ったわい。

 

御覧の通り手羽先は二種類。

左が黒、右が白。

黒い方が辛くて、白い方が甘いと言ってました。

 

それではおばちゃんパワー満点、予定外の手羽先どっさり、ばくばくばくっと食べたおします。

 

 

まずは手羽先白。

 

みりみりっとした噛み心地。
肉は柔らかく、皮はしとしとパリパリ。

 

ぎゅっと噛み込むと、じゅっ・・と湧き出す肉汁、そして衣に染みたタレ。
鶏肉のうま味がグンと伸びて、白ゴマの香ばしい香りが鼻をくすぐる。

 

そしてスパイシーで甘辛いタレがなんともいいアクセントになってて。
お肉の濃密な味わいを邪魔しないドンピシャの強さで、味をピリピリと引き締める。

 

最後はそれぞれの要素がひとつに絡み合い、さらに美味しさのボリュームを膨らませていく。
ゆったりと舌に残るお肉の甘み。

 

いっや手羽先ンまぁいわ！

 

 

続いて手羽先黒。

 

みっちりと柔らかなお肉。
味わいはさっきの白よりこちらの方が幾分濃密。
黒ゴマの力強い香ばしさが実にダイナミック。

 

スパイス感もこちらの方が幾分か強めですね。
画像じゃ分からないけど、レッドペッパーの粒々が鶏皮表面に散りばめられているのが確認できます。

 

じっとりと落ちてくるお肉の濃厚なうま味。
ピリピリと走る唐辛子のホットなスパイス感。

 

なんか気分はすっかり居酒屋気分（笑）

 

 

はいビールさん登場。

サッポロの黒ラベル。

手羽先さんを100倍美味しくする魔法の液体です♪

 

ぶしっと開けて、ぐびり。

 

クリーミーに口の中を滑る泡。
ホップの風味はしびれるほどに爽快で、植物感満点の青い香味がざっと喉を駆け抜ける。

 

後味に湧き上がる伸びやかな麦の味わい。

 

そしてゲップ。

 

美味い！（笑）

 

 

では手羽先をがぶり、ビールをぐびり。

 

どんと落ち込む力強い鶏のうま味。
そこにビールがざばっと流れ込む。

 

おおーーーー素敵ぃ！

 

手羽先のスパイスがピリピリと喉を刺激。
砂漠のように渇く喉。
この状況でビール。

 

ビールだよ！！！

 

たまらんよーーコレわぁーーーー！！

 

すかさず手羽先2本目。
間髪入れずにビールをぐびり。

 

うぉあーー手羽先デビルで、ビールがエンジェルー！！
なんで相性いいのさ、この二人ーー！！！

 

手羽先＆ビール。

いと楽し♪

 

 

本日も至福に美味しくいただきました。

 

 

ごちそうさま～ン♪

 

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