Chateau Dauzac 2004

ヘバっております。

確実に体に蓄積されていく疲労、過労、心労。

しかもハードワークによる寝不足。

 

もう体はガタガタ。

腰は痛いし。

朝起きても疲れは抜けてないし。

 

大丈夫でしょうかね、わたくし。

大丈夫じゃないけど。

 

ふうぅぅぅ～～～～・・・・・。

 

あっ、三途の川が見えてきた♪

 

Chateau Dauzac 2004
[シャトー・ドゥザック]

 

さて本日はこちら。

フランス・ボルドー地方マルゴー村の格付け5級ワイン。

シャトー・ドゥザック。

 

50いくつある格付けワインの中でも、ぶっちゃけあんまり目立たない地味な存在のワイン。

価格的にも格付けワインの中では比較的手の届きやすいレベル。

それでも安くはないけどね。

 

ではドキドキの抜栓タイム。

一応10年経過してるワインですからね。

コルクは相当モロくなってるはず。

今回はしくじらないように、慎重～～～に抜きます。

 

[パーフェクト！]

 

うっし成功！

まあざっとこんなモンです。

ちゃんと集中すればコルクへし折ることなんてないんですよ。

 

まあ前回もギンギンに集中して、でもへし折ってますがね（笑）。

 

それでは抜栓成功で気分良く、ドゥザッ～～～ク飲みたおしまーす！

 

 

色は黒いトーンの強い深紅色。
若々しいニュアンスはすっかり引いて、エッジにはレンガ色がはっきりと出ています。

 

グラスに鼻を近づけると、レッドチェリーの果実香の中にカベルネ特有の黒いスパイス香がふわりとかぶさる。
その裏に隠れるように熟成から来る枯れ草や腐葉土、森の下草の香りがしっとりと鼻腔の奥をなでる。
落ち着きのある風味豊かな香り。

 

アタックからフレッシュなぶどうの果実味。
10年の年月を忘れさせるような清々しい果実の生命感がさっと口の中を流れます。

 

そして中盤から湧き上がる、透明なハリのあるミネラル感。
まるでここだけ時間が止まったかのような熟成ワイン独特の風味が、ゆっくりとゆっくりと喉の奥に沈んでいきます。

 

後味には、タンニンの穏やかな渋みがじっとり。
ワインが喉元を過ぎた後も、奥深い熟成香がいつまでもゆらゆらと喉の奥を漂います。

 

すっばらしい～～♪♪

 

 

さて、おつまみ。

ワインだけで飲んでも、その本当の美味しさは堪能できない。

このワインに負けないハイクオリティな相方が必要です。

 

その相方がこちら！！

 

[合鴨ロース]

 

あ・い・が・も・ロぉーーース♪

 

普段はこんなおっしゃれ～なもの買わないのですが、知り合いの総菜屋さんが閉店することになり、最後のお買い物と言うことでちょっと背伸びして買ってきました。

 

こ～のてらてらのあめ色が美しい♪

 

では早速さくりさくりとカットします。

 

 

断面、乙女のほっぺたピンク色～～♪

まぶしすぎる～～♪

 

このみずみずしさ。

もう別格！！

 

でもコイツが食べられるのはもう今日が最後なのサ・・・（悲）。

 

 

それでは涙を飲みつつ、ぱくりといただきます。

 

粘り豊かなお肉の食感。
しっとりと舌に張り付き、まるで溶けるようにそのうま味を染み出してきます。

 

湧き出す肉汁はなんともピュア。
早朝の森の朝露のような純度の高さで、目の覚めるようなうま味がさらりと流れる。

 

しかもその味わいの濃密なこと！
尻上がりにぐんぐんと味の厚みを増していく。

すごいなこりゃ♪

 

最後は程よく効いた塩がゆっくりと後味を締めくくる。

 

いや美味いね！

 

 

では合鴨をぱくん、しっかりと噛み込んでうま味が十分に行き渡ったタイミングでワインをぐびり。

 

ワインの果実味が合鴨のお肉にソースのように絡む。
澄んだお肉のうまみにぶどうのフレッシュなニュアンスがかぶさることで、生き生きと踊る味わい。
ワインはぶどうのフルーティーな美味しさをぐんぐんと伸ばし、鴨肉は美味しさの深みをさらに増していく。

 

贅沢に溶け合うふたつの個性。

 

至福。

 

いや、ンまぁい♪
笑いが止まりませんわ！
こんな贅沢久しぶりーーー！！！

 

 

最高のワインに最高のロース肉。

本日も至福♪至福♪の恍惚タイムを満喫しました。

 

 

ごちそうさまー！！

 

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